取材：記事・写真/RanRanEntertainment
Travis Japan 主演の『虎者 NINJAPAN 2021』が新橋演舞場にて11月3日(水･祝)に初日を迎えた。初日公演に先立ち、公開ゲネプロと初日前会見が行われ、初日前会見にはTravis Japanの宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗が出席した。
左から松倉海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也、宮近海斗、中村海人、川島如恵留、松田元太
冒頭、リーダーの宮近は「3年目を迎えますが、新橋演舞場、京都・南座、名古屋・御園座といろいろな所で僕たちのステージをお届けできることを何よりも感謝したい。このショーの楽しい時間のために我慢や辛いことを乗り越えて、初日を迎えることができて、とても嬉しく思いますし、僕たちのパフォーマンスを届けることで、エネルギーを与え、世界中が元気になればと信じて頑張っております」と緊張しつつも、はやる気持ちを表現した。
今作ではメンバーが考えた振付けのシーンもあり、七五三掛が担当したセクシーなダンス、badのBを採ったBBダンスなど新しいダンスも見どころ、さらにMVも撮影済みの新曲も披露される。川島は「嬉しいですね。今回のBIG BANG BOYS（テ―マソング）は僕たちの思いを曲に込めました。（後半の）SHOWTIMEのアタマとお尻に披露します」とアピール。中村は「さきほど、滝沢さん（演出の滝沢秀明）がBIGな、大きな存在になってほしいと褒めてくれていると思いました」と話し、七五三掛は「その曲は全部が英語化。世界に通用するグループになってほしいと願っているのかなと思います」と期待を膨らませた。
ここで川島が「松倉とか元太（松田）はめちゃ大変だったと思うんです。ラップを英語でやる機会はなかなか無いです」と指摘すると、松倉は「予習してきました」、松田は「英会話は1年間習って、全然喋れないですけど、耳（ヒアリング）はめっちゃいいです」とちょっと鼻高々。吉澤は「川島大先生に英語を教えていただきました」とそれぞれの練習方法を明かした。
前回（2020年公演）からダンスがパワーアップしたようだが？の問いかけに、練習量が今まで以上。川島は「10月1日あたりからMV撮影していました。そのリハーサルで培ったダンスへの思いが共有できていたので、ダンスで疲れた！と思う機会が減ったと思います。トランポリンでの体力配分は上手くなったと思う」などとトランポリンも話題に。吉澤は「トランポリンの壁の高さが去年よりグッと上がって（高さ5.5メートル）」、川島は「天井に届きそうなぐらい」と表現した。
トランポリンの凄さを問われ、中村は「精神的に怖いですね。１つの技に失敗すると、メンタル的に怖くなったり、それを自分でどれだけ緩和できるか。皆で今日はよかったねなどと拍手したり、メンバーに助けられていると感じました。体はキツくはないです。僕たち超人ですから」と胸を張る。
トランポリンをやると「痩せます。僕は１、２ヶ月で６キロぐらい痩せました」と吉澤。宮近は「オールキャストの皆さんの体重が痩せていくので、千穐楽には劇場が軽くなっているみたいな（笑）。ハードなところにやり甲斐があるので、今日も切らせず乗り切るぞという気持ちで毎回臨んでいます」と自信たっぷりに話した。
舞台裏でのエピソードを聞かれ、宮近は「今回、IMPACTorsの７人が初めて参戦。ストーリー上では敵対する役柄なんですけど、舞台裏では仲良くやっていて、京都公演が終えて距離がめちゃくちゃ近くなったという印象です」と話した。今作より、IMPACTors（ジャニーズ Jr.）の佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の７人が敵役として参戦している。
来年は寅年。来年の目標を問われ、七五三掛は「Travis Japanとして、僕たちの年にしたい。そういう嵐を巻き起こしたい」、吉澤は「行ったことのない地域に行って、ファンの方にお届けしたい」、松田は「（自身が出演の）映画『君が落とした青空』が売れるよう、いい宣伝活動をしていきたい」、川島は「目標を大きくデビューしたい」、そして宮近は「Travis Japanを結成して初めての寅年。12年後にはどんな虎になっているか、改めてスタートダッシュを切りたい」とグループの飛躍を祈念した。
そこで、松倉が「個人的なことで･･･。身長を伸ばしたい。元太がすごい伸びてきたので、元々は同じくらいだったのが、元太が伸びるから焦っちゃって（苦笑）」には、宮近が「牛乳を飲めよ」とアドバイス。
改めて、最後に中村が「記念すべき年になればいい。言うのは簡単だけれど、それに向かって自分たちがどれだけ努力できるか、ひとつひとつ丁寧に何かをやっていかなければならないという初心を忘れずに、来年寅年を駆け抜けたいです」と全員で誓い合った。
『虎者 NINJAPAN 2021』は2021年11月3日(水･祝)～11月27日(土)新橋演舞場、12月1日(水)～8日(水)京都･御園座、さらに12月11日(土)･12日(日)広島文化学園HBGホールにて上演される。
