取材:記事/RanRanEntertainment
第72回紅白歌合戦のリハーサルが12月29日(水)、東京国際フォーラムにて行われた。楽曲『きっかけ』で紅白に臨む乃木坂46が音合せを終え、メンバーの齋藤飛鳥、生田絵梨花、遠藤さくら、山下美月、秋元真夏の5名が囲み取材に出席した。
はじめに秋元が「私たち乃木坂46は結成から10周年を迎え、私たちにとってもすごく大事な年。この年に7回目の紅白歌合戦に出場させていただけるのは、メンバーとしてもすごくいろんな思い いを持って望まなきゃいけないし、『きっかけ』という曲は、東京ドームでのコンサートでも歌った私たちにとってもファンの方にとっても思い出のある曲なので、その気持ちを見ている方にしっかり届けて、ここから11年目と歩んでいくはじめの一歩になればいいかなと思います」と今の心境を語った。
乃木坂を卒業し、乃木坂での最後のステージとなる生田は「私はピアノ伴奏をさせていただくんですけど、演奏していると皆と歌って踊るパフォーマンスをしているのとは違って、結構客観的に見えるんです。周りの景色や、グループにいる最後の自分を実感しながら、これから巣立っていくことを感じながら(最後の舞台を)大切にしていきたいと思ってます」と万感の思いを込めた。
その生田への思いについて、遠藤「すごく寂しい気持ちはもちろん大きいですけれど、素敵な生田さんにとって素敵な最後のステージになるように私も努めたいと思いますので、頑張りたいという気持ちです」
飛鳥「最後の最後にピアノを弾いてもらうという演出を作っていただいたのも、同じメンバーとしてすごく嬉しい。うちの生田は凄いんだぞというのを見て頂きたいです」
秋元「生田ちゃんとは本当にたくさんの思い出があって、もちろん寂しい気持ちはたくさんあるんですけど、今もこの最後の日を目前にすると、努力家すぎる生田絵梨花と、メンバーとかいろんなことを気にせず楽しめるステージにして、盛り上げたいなっていう思いが強いです」
山下「私は乃木坂に加入する前から、生田さんが紅白に立っているステージをテレビの前で見ていたので、こうして最後のステージに一緒に立たせていただけてすごく嬉しいなと思いますし、後輩として来年はグループ三期生がグループを引っ張っていけるようにならないといけないと、すごく 1人1人自覚しているので、生田さんの 背中を見てしっかり学べるステージにしたいと思います」とそれぞれがはなむけの言葉を贈った。
この1年を振り返って、乃木坂としてどんな1年だったか、漢字一文字に例えると?秋元は「10 周年っていうのもありますし、ここからいろんな世代に繋ぐという思いもありますので、“繋” という漢字がいいかな」と答えた。