和⽥雅成主演『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』
和⽥雅成主演の会話劇『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』が9月23日より10月8日まで紀伊國屋ホールで上演される。
土田英生(MONO)が書いた戯曲『燕のいる駅』は、1997年に京都にて初演。本作では“世界の終わり”という、思いがけない現実に直面した人々が交わすさりげない会話、その奥底に潜む心情がリアルに浮かび上がる。今回、作者の土田が大幅に脚本をブラッシュアップ。また演出も手がけ、2023 年の「今」ならではの『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』に挑む。 主役の「日本村四番」駅の駅員・高島啓治役に、舞台『刀剣乱舞』シリーズや『おそ松さん on STAGE』シリーズをはじめ、ドラマや映画でも人気沸騰中の和田雅成。和田は「心地良い会話のテンポとやり取り、ここにしか無い世界観に夢中になりました。現時点でまだ自分が理解出来ていない所が多々あると思うので、ゆっくりと確実に、この世界に浸かっていき たいと思います」とのコメントを寄せた。
駅に集う人々には、高月彩良、小沢道成、奥村佳恵、佐藤永典、尾方宣久、久保田磨希と個性あふれる実力派を揃え、この独特な劇世界を鮮やかに描き出す。
作・演出:土田英生(MONO) コメント
「燕のいる駅」は、世界の終わりを淡々と描写するだけの作品です。1997年に京都で初演。その後、私の劇団(MONO)用に書き替えて 1999年再演。2005年には相葉雅紀さん主演で上演し、2012年には土田英生セレクション vol.2として上演。その後、同じ設定を使った書き下ろし小説「プログラム」(河出書房刊)、さらにはその小説を原作として「それぞれ、たまゆら」という題名で映画も創りました。また多くの団体が現在も上演もしてくださっています。自分の作品の中でこれほど広がりを見せた作品はありません。だからこそ、もう自分でやるつもりはありませんでした。しかしコロナ禍がありました。人が消えた街の景色は、私がこの作品の中で描いた世界にとても似ていました。「燕のいる駅」がフィクションではなくなったと感じました。もう一度だけ、この作品をつくりたいと思いました。 最後を飾るにふさわしいメンバーが集まってくださいました。期待してください。
『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』
<東京公演> 2023年9月23日(土)~10月8日(日) 紀伊國屋ホール
◇一般発売:7月29日(土)AM10:00 ※各種先行販売あり。詳細は公式サイトにて。
<大阪公演> 2023年10月14日(土) 松下 IMP ホール
公式サイト:https://event.1242.com/events/tsubamenoirueki/
公式 Twitter:@tsubamenoirueki #燕のいる駅
企画・製作:ニッポン放送