ドラマ『不屈の嫁』で年上女性を一途に愛する完璧な男性を演じ、世の年上女性を虜にしたパク・ユンジェ。『おいしい人生』『あなたの女』『シンイ‐信義‐』など数々の作品に出演し、その演技力と幅の広さで注目を集め人気上昇中の俳優だ。そんな彼が、料理人イ・ジェボクを演じるドラマ『おいしい人生』の日本初放送とDVD発売を記念して来日。東京にてファンミーティングを開催し、忙しい時間をぬって、RanRan-Entertainment(ランランエンタメ)のインタビューに応じてくれた。Q:久しぶりのファンミーティング、懇親パーティーはいかがでしたか?
いつもファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。昨日もファンミーティングに全国から多くのファンの方が来て下さって、本当にありがたいと思いました。とても面白かったし、楽しかったです。いつもファンの皆さんから愛情をもらってばかりで、申し訳ない気持ちもありますね。
Q:2002年映画『コースト・ガード』でデビューされましたが、俳優になったきっかけは?
俳優が夢だったわけではないのですが、やはり姉(チェリム)が女優だったので、興味を持つようになりました。姉の姿を見ていて、間接的または直接的に色々な方面から影響がありました。高校時代に演劇映画学科に在籍していましたので、「演技をやってみたらどう?」と、姉と母に勧められたのがきっかけです。
Q:こんなにステキな男性ならば、お姉さんの影響がなくても、街でスカウトされたかもしれませんね。ご家族以外の人たちからも俳優になることを勧められたのでは?
ありがとうございます。(ステキですね、と言われ大照れ(笑)) いつの間にか恥ずかしがり屋の性格になってしまい、周りの人も僕の本性が分かってなかったと思います。しかし、母は子供の頃から僕を見ていたので、演技に向いていると分かっていたようですね。大学に入ってからも先生から勧められるようになりました。
Q:お姉さんのチェリムさんと、演技についてお話になることはありますか?
いっぱい話しますよ。お互いの演技について話したり、アドバイスもしてくれます。色々な映画を一緒に観ながら、他の俳優さんの演技について話すこともあります。Q:とても仲がよいのですね。理想の女性はお姉さんとか?
え~?全然違いますよ~。(大爆笑)
Q:では、好きな女性のタイプは?
純粋でかわいいタイプの女性が好きです。韓国では歌手のIUさん、日本の女優では蒼井優さんが好きです。「かわいいです。(日本語で)」
Q:ドラマ『おいしい人生』の撮影で“おいしい”もしくは“楽しかった”エピソードはありますか?
初めてのアクションシーンを演じるということも楽しかったですね。相手役のユ・ダインさんを助けるため、追いかけてくるヤクザを引っ掻くシーンがあったのですが、間違えてダインさんを引っ掻いてしまいNGになってしまったことがありました(笑)。現場は大笑いになって楽しい雰囲気になりましたね。撮影の最初のころはダインさんとあまり話すことがなかったんですが、そこからダインさんと仲良くなりました。楽しい思い出ですね(笑)。
記者が、ユ・ダインさんの怪我を心配すると・・・
はい、怪我はなかったです。大丈夫でした(日本語で)。(彼女は)笑っていましたよ。
それから、共演させていただいた先輩のイム・チェムさんと一緒にお酒を飲んで、演技についてアドバイスをいただくこともありました。いい出会いができて良かったです。Q:劇中では料理人の役どころですが、普段は家でお料理をされますか?得意料理があったら教えて下さい。
今、一人暮らしをしているので、あまり料理をすることはないですね。ドラマ撮影に入る前に料理を教えていただいた先生とは、今もよく会って仲良くしています。料理は、特に味付けが難しいですね。料理することがどれだけ大変なことか、料理を作ってくれた人の為にも、美味しく食べなければいけないという事がよく分かりました。
Q:作った料理をどなたかに食べてもらいましたか?
家族にはまだ作ったことはないのですが、以前、大学のゼミ友達に作ってあげたことがありますよ。
Q:時代劇から現代劇まで幅広く演技されていますが、演じる上で気をつけていることはありますか?
演技が上手くできてない時もあって、自分が恥ずかしくて観たくないこともありました。視聴者の皆さんに対して恥ずかしくない演技をするように、いつも頑張ろうと気をつけています。
Q:デビュー後に兵役につかれたり、旅行をされるなど充電期間を過ごされていた時期もありましたが、その時間は今の俳優としてのパク・ユンジェさんにどのような影響を与えていますか?
やはり、大変で辛かったその時期は、俳優としての自分を完熟させた時間になったと思います。俳優としていつもカッコつけるだけではダメだと考えていたので、色々なことを考えたり準備することができて、この充電期間は自分にとってとても良い時間だったと思います。Q:今、何か夢中になっていることはありますか?
もともと、一つのことに夢中になる性格なんです。他の男性と同じように、テレビを観ながら爪切りができなかったりするんですね(笑)。ですから、今はドラマの撮影に集中して夢中になっています。
Q:今後の予定は?
今のドラマ撮影が終わったら、ゆっくり休みながら、次に何をやったらいいのかを考えて決めるつもりです。
Q:最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
ドラマ『おいしい人生』は、愛や美味しい料理がテーマで、父と娘の親子愛など色々な要素が入っている作品なので、楽しく愛情を持って観て下さい。あと、本来の僕と違ったタイプのアウトローな役柄も見どころです。
この日のインタビューは、前日にファンと交流を深めたあとということもあり、彼はとても幸せそうな顔をしていた。疲れた様子も見せず、大人の余裕さえ感じさせたパク・ユンジェ。演技に対する情熱は秘めているものの、あくまで自然体で・・・。タイトなスケジュールの中、フォトセッションでもカメラマンのリクエストに快く応え、最後まで「もう質問は大丈夫?」と気遣ってくれる、そんな穏やかで優しい時間のひと時だった。
俳優パク・ユンジェの魅力はまだまだ未知数。今後のさらなる活躍が楽しみだ。
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