10月12日より全国公開される映画『陽だまりの彼女』の完成披露イベントが、8月29日、東京・六本木ヒルズアリーナにて開催され、主演を務める松本潤と上野樹里、監督の三木孝浩が登壇した。
“女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO.1”の待望の映画化がついに実現。恋愛青春映画の名手・三木孝浩がメガホンをとり、『花より男子ファイナル』以来5年ぶりの映画出演となった松本潤と、のだめカンタービレ 最終楽章 前・後編』以来3年ぶりの映画出演となる上野樹里という豪華キャストで話題を集めた。
お互い初恋の相手だった浩介(松本)と真緒(上野)が10年ぶりに再会し、再び恋に落ちる。真緒の持つ“不思議な秘密”から起きる奇跡とは・・・。驚きと嬉しさに涙があふれる、永遠のファンタジック・ラブ・ストーリー。
大歓声に迎えられステージに登場した松本潤と上野樹里が、映画のタイトルにあわせて敷かれたオレンジ色の“陽だまりカーペット”を闊歩すると、悲鳴にも似た歓声が再び会場に響きわたった。
新人営業マンの鈍感男子という役柄を演じた松本潤について、三木監督は、「以前の“ツンデレ”のイメージとは違い(笑)、ときどきフッと見せる自然な笑顔など、ファンの皆さんが見たい松潤がたくさん映っています。お楽しみに!」と語り、「上野樹里ちゃんは、その美しさ、ビューティーな部分を全面に押し出しました」と、それぞれのキャスティングについて説明。
松本は、「三木監督は、気に入ったカットが撮れるとすごく嬉しそうにニヤニヤするんですよ。そのニヤニヤが見たくて一生懸命頑張りました」と笑い、「やっと皆さんに映画を見ていただくことができて嬉しいです。5年ぶりの映画出演で頑張って作った作品ですので、たくさんの方に観てほしいです」と胸を張った。
上野は、「真緒を通して皆さんと時間を共有でき、嬉しいです。」とニッコリ。「寒い時期の撮影でしたが、スタッフの皆さんが温かいスープやカレーうどんを作ってくれたり、いろいろ気遣ってくれて、映画の現場って改めていいなと感じました。」と振り返った。
劇中の2人が中学の同級生というところから、中学生時代の思い出を尋ねられると、「中学1年生からジャニーズ事務所に入っていたので、歌ったり踊ったりするのが楽しかったです。
音楽やファッションなど、知らない世界に触れはじめた時期で刺激的でした。でも僕はその頃の身長が150cmくらいで、中学2年生なのに10歳の役とかやってたんですよ(笑)」と松本。上野も「私も中学生からオーディションを受け始めていました」と話し、「本当に、甘酸っぱい思い出はなかったですね。浩介と真緒がうらやましい。映画は想像で作りました」とちょっぴり寂しそうに述べ、会場の笑いを誘った。
また、この日は三木監督の誕生日。しかし、翌日に誕生日を迎える松本のファンを目の前にして「なんで今日なんだよ~」とポツリ。松本は「今日が最後の20代です」と言って照れながらも、ファンからの「おめでとう!」のお祝いの声に満面の笑みを浮かべていた。
最後に松本は、「愛する事とは、とてもシンプルなこと。でも、それがなかなかできないんですね。この映画を観ると、スーっと心が軽くなってきっと恋したくなるはず。ここから“陽だまりの輪”が広がって欲しいです」。上野は、「今、恋をしている人の背中押すような作品。初恋を思い出し、近くにいる人をより大切に思える。そんな温かい気持ちになれる映画です」とPRし、ファンと一緒に作品の公開を祝った。
『陽だまりの彼女』
10月12日(土)より全国東宝系ロードショー!!
公式サイト: http://hidamari-movie.com/