8月29日(木)映画「陽だまりの彼女」完成披露試写会が開かれた。六本木ヒルズアリーナでの完成披露イベントに続いて、場所をTOHOシネマズ六本木ヒルズに移し、主演の松本潤、上野樹里、そして、三木孝浩監督が登壇しての舞台挨拶となった。
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO.1」のキャッチコピーが話題を呼び、累計発行部数60万部を超えるベストセラーが原作の本作品で「少し内気な鈍感男子」奥田浩介役を演じた松本潤は「5年ぶりに大きなスクリーンに映ることができて少し興奮しています。今日から陽だまりの輪が広がって、たくさんの方にこの映画を楽しんで頂けたら嬉しいです。」
初恋相手の渡来真緒役を演じた上野樹里は「公開前ということでみなさんは大変ラッキーです。今日から私たちと秘密を共有して、公開されたら、また見に来て下さいね。」と挨拶。
三木孝浩監督は「映画は完成して終わりでなく、多くのみなさんに見てもらってこそだと思います。みなさんに感想を聞きたいですね。」
原作について「男性からの視線でフレッシュなラブストーリーが描かれていて、読んだ時に感情移入できて面白く思いました。映画化するに当たって、プラスアルファとして、真緒からの視点も描いたので、女性が見ても感情移入できると思いますし、原作を読んだ人にも楽しんでもらえると思います。」(三木監督)
役柄について「イケてない役のオファーが来て、あれ?って思わなかった?」と監督に聞かれた松本潤は「いえいえ、キター!と思いました。監督はじめ、スタッフの方々が脚本を読んで僕をイメージしてくれて嬉しかったです。」
上野樹里は「どちらかと言うとラブストーリーは苦手ですが、脚本を読んで素直にやりたいと思って自分からやらせて頂きますと返事しました。松本さんをイメージすると楽しくなりそうで、一緒に丁寧に作品を作りたいと思いました。」
また、映画を見て書き下ろしたという山下達郎の「光と君へのレクイエム」が主題歌となっており、「浩介と真緒にぴったり。たくさんの思いを感じられる曲」(松本)「映画の場面を思い出させるような歌詞がいくつも出てくる」(三木)そうで、最後のエンドロールまで楽しむことができるようだ。
もう一曲、ビーチボーイズの「素敵じゃないか」が印象的に使われているが、映画をきっかけに知ったが、撮影中は毎朝「今日も現場が楽しくなればいいなぁ~」と思いながら、この曲を聞いて、歌っていたという上野をはじめ、監督、松本も一緒にビーチボーイズの公演にも行ったそうだ。
「樹里ちゃん、めっちゃ踊ってましたよ」と監督に暴露される場面も。
「浩介と真緒の二人が寄り添っているところが”陽だまり”だと思います。今日が最初の試写会で、ここからスタートする”陽だまり”が日本全国中に広がったらいいと思います。たくさんの人に見ていただきたいです。」(監督)
「見終わった後の、みなさんの幸せに満ち溢れた顔が見たいです。幸せをたくさんの人と共有できたら嬉しいです。何度でも私たちに会いに来てください。」(上野)
「たくさんの愛が詰まった作品になったと思います。見終わった後、恋をしたくなったり、周りの恋人や友達、家族を大切にしたくなるような映画です。よろしくお願いします。」(松本)
「陽だまりの彼女」 10月12(土) 全国東宝系ロードショー