取材:記事・写真/RanRanEntertainment
3月25日(土)に日本公開となる “最凶×最強×最恐の王者“キングコングを描くアドベンチャー超大作『キングコング:髑髏島の巨神』の4DX試写会イベントが3月23日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で開かれ、キングコング顔のガッツ石松、骸骨顔&ゴリラ顔のバイきんぐ小峠英二と西村瑞樹、そしてコングに立ち向かう米陸軍兵士レルスの日本語吹替えキャストを務めるプロレスラー真壁刀義(新日本プロレス)がイベントに出席。爆笑トークや4DX体験で会場を沸かせた。
本作は「GODZILLA ゴジラ」の製作陣が再結集し、コングの故郷である神秘の島・髑髏(どくろ)島を舞台にキングコングの起源を描いたアドベンチャーアクション超大作。
今回、日本語吹替えを務めた真壁は映画の感想を「いままでのキングコングはゆったりしたイメージだが超早い」。ガッツは「意味わからないほど迫力がある。2~3回観ないとわからないね」。
バイきんぐ西村は「キングコングの登場シーンがいちいちカッコいい」。小峠が「高い位置で高いテンションで面白かった。キングコングの動きが人間ぽっい。これがリアルで面白かった」と熱弁すると、横から「オレは人間には見えなかったな」とガッツ。さらに「キングコングとゴジラの違いがわからない」と天然発言を連発し、小峠から「もう黙っててくださいよ。世界チャンピオンじゃなかったらぶん殴ってますよ!」とツッコまれ、会場の笑いをさらった。
また、大暴れするキングコングと戦うならどのように戦うかとの質問に、レスラーとして“暴走キングコング”の異名を持つ真壁は、「もちろん、真正面からバッチコンと行きますよ!」と格闘家らしいコメント。すると、またもやガッツが「オレは行かねえと思うな」と反論し、「ムリムリ。ただね、人間は知恵とテコで勝利を掴むんだ。テコの原理で倒す」などと意味不明なコメントでMCをはじめゲスト陣を困惑させていた。
爆笑トークの後は、キングコングの暴れぶりを確認するべくコングのお面を着けた観客と4DX体験に臨んだゲスト陣。“映画の大ヒットを願う上でカップルの動員は必須条件”ということで、なんと真壁と小峠は女装姿で現れ、2組のカップルはバナナ片手に再登場。五感で楽しむ4DXでは座席が激しく動き、顔面に向けてミスト状の霧が噴射!さらに爆破シーンでは煙が立ち上がり、真壁は隣のガッツにしがみつき驚きの表情。また、バイキングの2人も絶叫する中、ガッツは驚きながらもバナナを食べる余裕を見せていた。
体験を終えたガッツは、「初めて。びっくりした。キングコングの映画を観ながらこれやったら、『ここはどこ?私は誰?』ってなっちゃうよ」。小峠は「スクリーンを通して会場が一体となった感じで。びっくりした」。一番怖がっていた真壁も「このすごい迫力を楽しんでもらいたい。最高!」と感想を述べた。最後は、女性の気持ちになって小峠が「4DXということで揺れて(隣の男性と)あたる感じが綱渡り効果でドキドキしちゃって愛が育つかもしれませんね。石松…?」とガッツに振るも、“OK”を抜かして、ただ「牧場」と応えるなど、最後までマイペースなガッツに振り回された爆笑のイベントとなった。
3 月25 日(土)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他、3D/2D/IMAX 公開
<STORY>
それは簡単な任務のはずだった…。侵略地拡大のため、調査遠征隊が謎の島に潜入する。しかし、そこは人が決して足を踏み入れてはならない島―髑髏(ドクロ)島だった。爆弾を落とし、気軽に調査を開始した隊員たちの前に突如として姿を現す、島の巨大なる守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前に唖然とする隊員たち。骸骨が散らばる島の岩壁には血塗られた巨大な手の痕跡までもが…。だが、悪夢はそれだけではなかった。彼らの前には、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に人間は虫ケラに過ぎず為す術もない…。絶体絶命、待ったなしの猛襲が続く中、やがて明らかになる髑髏島の秘密―。果たして、コングは人類にとって悪魔なのか、神なる存在なのかー。人類は生きて、この島から脱出できるのかー。
■題名:『キングコング:髑髏島の巨神』
■原題:『KONG:SKULL ISLAND』
■出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、MIYAVI、ジョン・C・ライリー他
■日本語吹替キャスト:GACKT(主人公:ジェームズ・コンラッド役)、佐々木 希(ヒロイン:メイソン・ウィーバー役)、真壁刀義 [新日本プロレス](米陸軍兵士:レルス役)
■監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ