取材:記事・写真/RanRanEntertainment
映画『スパイダーマン:ホームカミング』のジャパンプレミアが7日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われ、ピーター・パーカー / スパイダーマン役を演じるトム・ホランドとメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が出席した。当日は夏祭りを意識したイベント内容になっており、神輿に乗ったスパイダーマンがレッドカーペットを練り歩き、会場に詰めかけたファンを喜ばせた。
本作で、スパイダーマンがマーベル・シネマティック・ユニバースに本格参戦する。15歳の高校生ピーター・パーカーがアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jrに導かれ、スパイダーマンとして真のヒーローとして成長していく姿が描かれる。
神輿に乗ったスパイダーマンは、うちわを扇ぐ仕草や、観客のスマートフォンで自撮りするなどしてみせ、会場を盛り上げる。ステージにたどり着くと、和太鼓をたたいたり、スパイダーマンのポーズを決めたりして会場を沸かせた。その後、突然スモークがたかれ、ステージは真っ白に。煙が晴れるとそこにはトムホランドが満面の笑みで立っており、観客から大きな声援を浴びた。
トムホ(トム・ホランドの愛称)とワッツ監督がレッドカーペットでファンサービスを行っていると、台風5号の影響で突然雨が降りだし、会場は騒然。スタッフに誘導されて舞台に戻った2人だが、雨が降ってもその場から動かないファンの姿に、2人は「僕たちも一緒に濡れます」とステージの前方に出てくるサービス精神を見せ、ファンを感激させた。トムホは、「こんなに雨が降ってしまって申し訳ない!これはスーパーヒーローの映画だけれど、みなさんはスーパーファン!愛してます」と熱心なファンに感激しきりだった。
初来日となったトムホは「初めましてトム・ホランドです」と日本語で挨拶。また、神輿でスパイダーマンが登場するパホーマンスに「今日やってくれたことは、世界で一番クールなことでした」と楽しそうに語った。初来日の日本については「皆さん親切で優しくて、素晴らしい国です。ここに住んでもいいかも―」とコメントして会場を沸かせた。ワッツ監督も「ここに住んでもいいかな」とトムホに同調した。
スパイダーマンを演じた感想を聞かれ、トムホは、「子供のころは、スパイダーマンになりたいと夢見ていたんだ。作品を誇りに思っているし、楽しんで作った作品なので、みんなも楽しんで観てほしい!」とアピール。そんなトムホにワッツ監督が笑顔を向け、「トムは史上最高のスパイダーマンだよ。みんなもそう思いませんか!?」と会場に呼び掛けると、大きな拍手が起こった。
終盤ではハッピを贈られた、トムホとワッツ監督が和太鼓に挑戦することに。2人は、スパイダーマンのテーマ曲に合わせて軽快に演奏を披露。「僕たちうまかったですか?」と質問するトムホとワとワッツ監督に大きな拍手がおくられた。ファンからの大歓声に、2人は満足げにうなづきあって目を合わせていた。
『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日より全国ロードショー。