取材:記事/RanEntertainment
写真/ Kwon JJeary,Lee Hae Yong
2017年8月9日(水)Zepp Tokyoにて韓国の6人組ボーイズグループB.A.Pが「B.A.P 2017 WORLD TOUR – PARTY BABY」と題したライブを開催した。本公演は昼・夜の2公演行われ、3月のソウル公演を皮切りにアメリカ、ヨーロッパと回ってきたワールドツアーの最後を飾る集大成のライブとなった。
華やかなライティングの中、まずはDJ B.SHOOによる鮮やかなDJプレイで会場の熱気は一気にヒートアップ、グリーンのMATOKIペンライトが激しく揺れた。スクリーンに映し出されるカウントダウンがゼロになり、バックからの眩しい光の中にメンバー6人のシルエットが現れると、会場は大歓声に包まれた。「HURRICANE」から始まった熱いライブは、ノンストップのまま「BADMAN」「NO MERCY」「BANG X2」「THAT’S MY JAM」「DO WHAT I FEEL」「DANCING IN THE RAIN」まで、観客に息をつく間も許さないほどの怒涛のパフォーマンスだった。
「みなさん!楽しんでますか?」「声が小さい!」「もっと!もっと!もっと!」と声援を煽り、「トーキョー!Are you ready?」「盛り上がりましょう!」とメンバー全員もフルスロットルで、きらびやかなライティングのライブ会場をBABY(ファンクラブ名)とのスペシャルな空間へと変えた。
冷めやらぬ熱気の中、まずは「ウリ(僕たち) B.A.P!Yes, sir!」というお馴染みの挨拶を。そして、一人ずつ挨拶の後、リーダーのヨングクが選んだ整理番号のファンがステージに招待され、B.A.Pと一緒にひとときを過ごすことができるという、夢のようなイベントのコーナーとなった。この日選ばれたラッキーガールは、会場中の羨望の眼差しを一身に受けながら、簡単なインタビューを受けたり、一番好きだというメンバーヨンジェにリクエストをして投げキッスをもらったり、ビデオカメラでステージ上のB.A.Pメンバーと一緒に撮影した映像が入ったメモリーカードをプレゼントされたりと、忘れられない貴重な経験をすることができた。
「ツアー最後だから、いっぱいテンションあげて楽しみましょう!」「準備はいいですか?」「次は、ZELOが特別に準備したステージです。」「どーぞ!」とメンバーからの紹介で登場したZELOは、白いシャツに黒のパンツで「みなさん!叫べ~!」と声を求めてから♪shining like a star と英語詞のラブソング「SHINE」をソロパフォーマンス。
ソロステージの後はミディアムテンポのシックな雰囲気の「FERMATA」、そして「I GUESS I NEED YOU」は日本語で「RAIN SOUND」はイスを使っての振り付けも織り交ぜて披露した。
二人目のソロステージは、白のシャツに黒いジャケットを羽織り、スタンドマイクを握り締めて歌い出したヨンジェ。途中、スタンドからマイクを外してしなやかに踊りながら「LIE」を歌った。
ソウルからスタート、NYやLAなどアメリカでは5都市、ヨーロッパではパリやフランクフルトを始め5カ国を回り、バンコク、台北などアジアも回ったワールドツアーの思い出の写真が次々に現れる映像が終わると、フィナーレに向けてエンジン全開。
「みなさん、楽しんでますか?」「ボクの考えではまだまだです!」「準備はいいですか?」「行きましょう!」と白やサックスブルー、そしてブルーグレーなど爽やかな色合いの衣装に着替えて登場し、「FEEL SO GOOD」「BE HAPPY」「CARNIVAL」の3曲をファンと一体となって楽しんだ。
「この雰囲気に続いて、最後のステージに行きましょう!」「最後のステージは・・・ホントに最後・・・最後のステージは最後です。」と、名残惜しい様子のメンバーに客席から「やだ!」と声がかかると「ボクもやだ!」
「みなさん、家でお母さんが、家族が待っています。」「ボクも家族が待っています。」と諭すように語り掛けるかと思うと「朝までやってみますか?!」と言ってみたり、ツアー最終日の複雑な心境を覗かせた。
そして、最近日本で発売したアルバムのタイトル曲である「WAKE ME UP」をBABYの鳴らすホイッスルをパワーにして全力で披露、ステージから姿を消した。
ホイッスルの響きと「B.A.P!サランヘ!」という声が渦巻く会場に、オールブラックの衣装で再び姿を現した6人はデビュー曲である「WARRIOR」を力強く歌い出した。途中のダンスブレイクではBABYの熱いB.A.Pコールに一段とエネルギッシュな姿を見せた。
客席を埋め尽くしたファンの笑顔をバックに記念撮影をした後は「みなさんのために準備したイベントがあります!」「みなさんの声が小さかったら、イベントはバイバイ~ですよ。」とファンの期待を膨らませると「B.A.Pランダムプレイダンスをやります!」
これには会場から大歓声が沸き起こった。「やるにはやりますけど・・・。」と自信なさげのメンバーもいる中、ミュージックスタート!イントロを聞いて、すぐにわかったのかリードするメンバー、慌ててポジションにつくメンバー、歌声もバッチリ決めるメンバー、とまどいながらなんとかついていこうとするメンバーなど大いに盛り上がった。
「もう1回!もう1回!」と沸き起こるリクエストの声に応え、再び音楽が流れ、メンバーの愛嬌あるランダムプレイダンスを2回もたっぷりと堪能した。
「みなさん、最後のステージです。」「次の曲は『BABY』です。」と紹介すると「(最後は)いやだ!」の声が上がった。すると曲がいやなのかと受け取ったメンバーが「『BABY』より聞きたい曲ありますか?」と質問。それぞれが色んな題名を口にするファンに向かって「すみません。(題名が)ボクまで届きません。」とあっさり却下。曲は変更なく「BABY」の披露となった。
最後にもう一度「ウリ B.A.P!Yes, sir!」と挨拶、「今日来てくれて、ありがとう!」「すごく楽しかった!」と手を振りながら帰って行った6人だったが、鳴り止まないB.A.Pコールに予定外のダブルアンコール。これにはファンも大喜び、「Excuse Me」でメンバーもファンも完全燃焼となった。
「みなさん、愛してる!」「来てくれて、ありがとう!」「最高!最高!最高!」「楽しかったです!」「今日は本当にありがとうございました!」会場中に手を振りながら、笑顔で挨拶をして、ツアー最終公演の幕が閉じた。
B.A.P 2017 WORLD TOUR“PARTY BABY!”JAPAN BOOM
2017.8.9(水) Zepp Tokyo
<本編>
- HURRICANE
- BADMAN
- NO MERCY
- BANG X2
- THAT’S MY JAM
- DO WHAT I FEEL
- DANCING IN THE RAIN
- 昼公演:TRY MY LUCK (JONG UP SOLO)
夜公演:SHINE (ZELO SOLO) - FERMATA
- I GUESS I NEED U
- RAIN SOUND
- 昼公演:SHINE (ZELO SOLO)
夜公演:LIE (YOUNG JAE SOLO) - FEEL SO GOOD
- BE HAPPY
- CARNIVAL
- WAKE ME UP
<アンコール>
昼公演:1004
夜公演:WARRIOR
B.A.B.Y
<ダブルアンコール>
EXCUSE ME (夜公演のみ)
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