お笑い界の“冴羽獠”徳井義実に飯豊まりえが100tハンマーで制裁!
『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』
完成披露舞台挨拶
漫画界の“レジェンド”「シティーハンター」が、長編アニメーション映画『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』として復活を遂げ、公開に先駆けて1月29日(火)、東京・TOHOシネマズ新宿にて完成披露舞台挨拶が行われ、神谷明、伊倉一恵、一龍齋春水、小山茉美、そしてゲスト声優の飯豊まりえ、チュートリアルの徳井義実、こだま総監督、そして原作者の北条司が登壇した。
新宿を舞台に様々な依頼を受け、法で裁けぬ悪と闘う「シティーハンター」こと冴羽獠。超一流の射撃の腕をもつ、裏社会No.1の始末屋(スイーパー)だが、無類の女好き。相棒の槇村香は依頼人の女性に手を出そうとする獠を時に“撃退”しつつも、仕事のパートナーとして獠を支え互いに成長していく。
イベント前にはACORN新宿東宝ビル店 前広場にてプレスイベントも実施され、冴羽獠の愛車のモデルとなった車両と27人の冴羽獠コスプレをした人々と共にゲスト達が写真を撮るなど大盛り上がり。
そして、舞台挨拶も非常に盛り上がった空気の中でスタート。遅れて登場した徳井は、冴羽獠お決まりの台詞でもある「もっこりちゃーん!」を叫んだりしていると、飯豊が「イベントの空気を読まんかい!」と劇中の香と同様に、バルーン製の100tハンマーを徳井に振り下ろす、というシティーハンターお決まりのシーンを再現し、会場を沸かせた。神谷も「最後まで“もっこり”楽しんでいって頂ければと思います!」とシティーハンターらしい挨拶で会場を盛り上げ、続けて北条も「待たせたね」と同じく冴羽獠にならったコメントをするなど、会場のファンから暖かい拍手が送られた。
懐かしのキャラクター達が復活したことについて神谷は「オファーは一昨年の10月末に頂いたんですけども、びっくりするのと嬉しいのと、当時の声で表現することが出来るのだろうかという不安に襲われました。それでも嬉しさが勝ちまして、そこから1年かけて声を作っていきました!」とコメント。また今作のゲスト声優である飯豊について神谷は「21歳の感性とナイーブさ、彼女の持っている可愛らしさが溢れていました。更に演技は抜群でした」と太鼓判を押し、伊倉や小山などもその演技を絶賛した。
ゲスト声優の飯豊は「母がシティーハンターの大ファンです!親孝行できました!」と語り、世代を超えて愛される作品に参加出来た喜びを語った。更に司会から声優初挑戦の感想を聞かれると「すごく楽しかったんですけど、アニメーションを観ながら声を当てられると思っていたんですが、アフレコの時に観る映像が絵コンテのまんま!と思って。何かトラブルがあったんじゃないかと思っちゃって(笑)」と語り、徳井も「俺も思った。俺だけこんなんなのかなと(笑)」とコメント。これに対し神谷が「あの状態でやると、後から口の動きを台詞に合わせてくれるんです。いい芝居をするとですけど(笑)。画が完成しているとそれに合わせなきゃいけないから滅茶苦茶大変なんです」とアニメーションならではの特徴を説明した。
また“女性好き”という点で冴羽獠と共通点があると振られた徳井は「女性好きってこんなにかっこいいんだ!というのは冴羽獠から教わっています。あんなにストレートに欲望を出して良いんだと(笑)。だから僕みたいなモンスターを生み出したのは北条先生のせいです(笑)。」と語り、会場を沸かせた。
最後に神谷が「当時のシティーハンターが何の違和感もなく現代にスライドしています。シティーハンターのファン、各キャラクターのファン、音楽のファン、皆さん満足して頂けると信じております!最後までこの作品を楽しんで頂ければと思います」と語り、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。
本作は、2月8日(金) より全国公開される。
©北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会