取材:記事・写真/RanRanEntertainment
映画『シャザム!』の日本語吹替版完成披露試写会イベントが4月16日に新宿ピカデリーにて行われ、主人公シャザム役の日本語版声優を務める菅田将暉と、緒方恵美(ビリー役)、阪口大助(フレディ役)、平野綾(メアリー役)が出席してクロストークで盛り上がった。
写真左から 平野、阪口、菅田、緒方
本作は、見た目は大人でも、中身は子どもの異色ヒーロー・シャザムの活躍が描かれる。身寄りのない少年ビリーはある日、謎の魔術師から「選ばれし者よ」と呼ばれ、スーパーパワーを授けられる。パワーの使い方を知らないビリーは、いろんな災難や困難に見舞われながらヒーロー・シャザムとしての自分を自覚し、成長していく姿が描かれる。面白くて笑えるスーパーヒーローの物語。 吹替監修・演出は実写版「銀魂」シリーズなどの福田雄一監督が務めた。
「シャザム!」という魔法の言葉を唱えると、筋骨隆々の最強ヒーローに変身。心は強大な力を手に入れる・シャザム役を務めた菅田。アフレコのオファーが来た時の感想を聞かれると、「『シャザム!』の予告編を観ていて、『こんなヒーローがいるんだ……。公開されたら観に行こう!』と思っていたらオファーが来て、びっくり。つい最近ですよ。オファーが来たの」と驚きを隠せない。「突然オファーが来て、詐欺じゃないかなって悩みました」と苦笑い。ちょうどTVドラマの撮影が終了しており、「光栄です」と快く引き受け、短期間でのアフレコに挑んだことを明かした。見た目は大人でも、中身は子どものシャザム(ザカリー・リーバイ)役を演じたが、「周りから『そのまんま!』とよく言われる」とコメントした。
ビリー少年の声を務めた緒方は、見どころを問われて「シャザムと悪友フレディの関係が良い。シャザムがスーパーパワーを手にしたものの、使い方がよく分からないままいろいろ力を実験する場面が面白かった」と振り返った。稲妻パワーでスマホを充電してみたり、悪ふざけ超全開だ。
菅田も「実験するところ、楽しかった!」と目を輝かせ、悪友のフレディ役の阪口も楽しそうにうなずいていた。
見た目は大人、中身は子どものシャザムにちなんで、 「子どもの頃、大人になったらやりたかったことは?」と尋ねられると、平野は「ビールを飲んでみたかったけど、そもそも炭酸が飲めない」と苦笑い。阪口は「ズゴックに乗りたかった」とガンダムに憧れていたことを告白。そして、「数学の先生になりたかった」と答えた緒方に、菅田は「僕も。一緒だ!」と偶然の一致に大興奮。ほかに菅田は「おもちゃ屋さんで大人買い」と無邪気に答えていた。
この日はサプライズでお楽しみ抽選会が行われ、サイン入りのポスターや胸のイナズママークが光るTシャツや、全長2.3メートルのシャザムの(フィギィア)立像などがプレゼントされた。菅田は胸の稲妻が光るTシャツがプレゼントされると、「僕も欲しいな」とうらやましそうだった。
『シャザム!』は、4月19日から全国ロードショー。