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2019年4月19日 10:59

松重豊・北川景子共演 映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』 第9回北京国際映画祭でワールドプレミア上映!

映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』

第9回北京国際映画祭でワールドプレミア上映!

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映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』がアジア最大級の映画祭である第9回北京国際映画祭に正式出品され、4月13日(土)にワールドプレミア上映された。上映後の舞台挨拶およびレッドーカーペットセレモニーに主演の松重豊と細川徹監督、前田浩子プロデューサーが参加した。

原作は、作家・ヒキタクニオが自らの“男の妊活”体験を基に書き上げたエッセイ『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(光文社刊)。男性不妊という現実にショックを受けながらもそれを受け止め、全力で妊活に取り組む主人公・ヒキタクニオに松重豊が、そんなヒキタを懸命に支え、励ます二回り近く年下の妻・サチを北川景子が演じている。

上映後、客席を埋め尽くす1000人の観客からの盛大な拍手の中、松重は「私は松重豊です。映画は面白かったですか?皆さん、今日はありがとうございます」と中国語で挨拶した。

松重は、妻役の北川景子との共演について「北川さんとは共演経験はありましたが、実年齢が24歳離れているのにまさかの夫婦役で、主演以上の驚きでした。この年の差をどう埋めればいいのか、それがこの映画に入る時の一番の難題でした」とコメントした後、「でも、映画を観て、“どこから見ても夫婦にしか見えないよ”と言われることが一番の喜びです!」と笑顔を見せ、客席からは大きな笑いが起こった。

“男性不妊”というこの映画が扱うテーマについて、前田プロデューサーは「不妊治療というと大抵女の人がするものだと思われてしまいますが、男の人に原因があることもある。特に日本では不妊治療をあまり人に知られたくない、コンプレックスのように感じる人が多いと思いますが、これは誰にでも起こりうる“加齢”が原因だということを伝えたかった。苦しいことを二人で乗り越えながら、夫婦が家族になっていくラブストーリーになっています。」と本作を製作するに至った思いを明かした。それを受けて松重は「この映画は妊娠に向かっていく夫婦と、それを取り巻く人々の心の変化を描いている物語です。そこを一番楽しんでほしい」と本作の魅力を語った。

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主演ドラマ「孤独のグルメ」の影響もあり、中国でも絶大な人気を誇る松重。片道3時間かけて北京に来たという熱心なファンの観客からは「役者という仕事は大変な思いをすることもあって辞めようと思ったこともあったと思いますが、松重さんが辞めないで良かったです。ありがとうございます!」と熱い思いが届けられ、それを聞いた松重は「シェイシェイ!こうやって中国に来て、映画を楽しんで観ていただいて、皆さんの笑顔を見ると、もうちょっとこの仕事を頑張って続けてみようかなという気持ちで本当にいっぱいです!」と笑顔を見せた。

多くのマスコミと観客で埋め尽くされたレッドカーペットには、タキシードを身にまとった松重と監督、前田プロデューサーが登場。ここでも会場から大きな歓声と「マツシゲサン」コールが沸き起こり、松重は中国の熱いファンたち一人ひとりに手を振っていた。

松重はこの北京入りにあわせて、中国で最大級のSNSである「Weibo」をスタート。開設して1日も経たないうちに6万人近いフォロワーを集め、2日間でまたたくまに10万人フォロワーを突破。中国での松重人気の高さを証明した。

北京でも大好評だった映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』は10月4日(金)より全国公開。

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