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2019年10月9日 00:21

天海祐希、「吉永小百合さんの柔らかなオーラに包み込まれた」 映画『最高の人生の見つけ方』公開直前イベント

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

1011()より全国公開される映画『最高の人生の見つけ方』の公開直前イベントが108()に都内で行われ、W出演の吉永小百合と天海祐希がサプライズ登場した。二人の登場に会場は大拍手、大歓声。天海は「サプライズって、(誰が出るか)分ってたでしょ!(笑)」。会場のお客さまの本当に知らなかったそぶりを見て、「じゃあ、よかったですね」とニッコリ。

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本作は、人生の全てを家庭に捧げてきた大真面目な主婦・幸枝(吉永)と人生の全てを仕事に捧げてきた大金持ちの女社長・マ子(天海)が、二人の出会った病院に入院する少女の【死ぬまでにやりたいリスト】を代わりに実現しようする、観た人の人生を楽しく変えるチェンジング・ムービー。

吉永は「天海さんと2人で世界中を回って私達の映画を作りました。ご覧になった感想をこれからお伺いできるかと思うと、ドキドキします」と挨拶。続いて天海は「吉永小百合さんと映画に出演させていただき、こんなに幸せなことはありません」と微笑んだ。

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会場からの質問に二人が答えるというコーナーに移り、【二人の息がぴったりなところを見て、すごく力をもらった気分になりました。初めて会った時のお互いの印象を聞かせてください】と尋ねられた吉永は「(18年前に初めて会ったとき、天海さんは)めちゃめちゃ綺麗な方だと思いました」と答えると、天海は「めちゃめちゃ大きいと思いませんでした?」と突っ込む。天海は「私は皆さんが思ってらっしゃるのと同じように、『吉永小百合さんだぁ~!』と思いました。親しく近しい感じで接してくださって、こんな女神の様な人がいるんだなと思いました」と当時を振り返った。

【アドリブはありましたか?ムロツヨシさんとはしゃいでいるところなどは?】という質問に天海は「わちゃわちゃ笑っている後半はアドリブかもしれないです。私達上手いので、どっちなのかな。でも、楽しんでもらってよかったです」と回答。

【心にジンとくる映画でした。映画の中では幸枝とマ子がお互いのためにあることをしてあげていましたが、撮影中にお互いにしてあげたことはありましたか?】の質問には、天海は「それは、自分がきちんと剛田マ子という役を全うして、誠実に生きることが吉永さんのためになると思って演じていました。でき上がった映画を観て、吉永さんの持っていらっしゃる柔らかなオーラに包み込んでいただいて、結局私は守られていたんだなと思いました」と語り、一方の吉永は「私はほとんどしていただいたことばかり。とにかく(天海さんは)“アニキ”なんですね。現場がもたもたしていると、『はい、皆!頑張りましょう』という声をかけてくださる。それがとても心強かったです」と、お互いを称賛し合った。

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【まさか本物の芸能人に会えるとは思っていなかった(笑)。私は50歳を過ぎ、この映画を観ていろいろなことを考えさせられました。お二人に日々を生きる中で自分を掻き立てるものがあったら教えてほしい】という問いかけに吉永は、「いくつまで映画の世界で仕事ができるか分からないんですけど、健康をしっかり管理して、出来る限り大好きな映画の現場でやらせていただきたいと思っています。そのためには運動したり、しっかり食事をすることに気をつけています」と語り、天海は「私が携わった作品を観ていただいて、自分の人生を頑張ろうなどのお声をいただくと、お仕事をしていて良かったな、どこかの誰かのためになっているんだなと思えて、それが一番自分の原動力になっていると思います。観ていただいてありがとうございます。(人生は)これからです。素敵な人生を送ってください」とエールを送った。

そして、最後の質問は【(天海の大ファンの女性から)今日初めて会えてうれしいです(感涙)。今お二人が“やりたいこと”はありますか】。吉永が「スポーツが好きなので、もっともっと色んなスポーツを知りたいなと思っています。来年オリンピックがありますので、空手の型をやってみたいなと思っています」と予想外の回答。一方、天海は「今の人生が日々ありがたくて幸せばかりなので、これ以上望んではいけないのではと思っています」と語った。

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このあとの、本試写会への応募時に募集した“大切な人にしてあげたいこと”を吉永、天海が叶える企画では、1組のお客さまが選ばれ登壇。天海のファンだという女性は吉永の大ファンの父親を連れて登壇し、満面の笑みで2人と握手した。さらに、【父に叶えてあげたいこと】を叶えるため、娘が父親に宛てて書いた手紙を吉永が代読。娘から父への想いが込められた手紙を受け取った父親は涙し、会場全体が温かな空気に包まれた。

最後に、吉永は「今お嬢様からお父様へのお手紙を代読させていただき、30年前に他界した自分の父親を思い出しました。もしこの映画を父に観て貰えていたらどんなに良かったかって、ちょっぴりセンチメンタルになってしまいました。皆さんがご家族やお友達と支え合って、これからもお元気で前に向かって歩いていけるように、この映画がそうした皆さまのために少しでも観て良かったなと思って貰える作品になっていればと思います。本当に今日は皆様に観ていただき感謝しています。ありがとうございました」と締めくくった。

映画『最高の人生の見つけ方』(配給:ワーナー・ブラザース映画)
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
1011日(金)全国ロードショー

 

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