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2019年10月31日 02:21

松永大司監督、人間・今市隆二を撮りたい!『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』第32回東京国際映画祭

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

EXILE HIROSSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の 3人によって打ち出された、プロジェクト第三弾『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』(118日(金)より全国公開)が、第32回東京国際映画祭で特別上映され、1030日(水)に上映後の舞台挨拶が行われ、今市隆二と松永大司監督が登壇した。

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本作は、オムニバス映画で、次の5本のショートフィルムにより構成される。①『Beautiful』(三池崇史監督、出演:EXILE AKIRA、蓮佛美沙子)、②『海風』(行定勲監督、出演:小林直己、秋山菜津子)、③『On The Way』 (松永大司監督、出演:今市隆二)、④『GHOSTIMG』(洞内広樹監督、出演:佐野玲於、畑芽育)、⑤『魔女に焦がれて』(井上博貴監督、出演:佐藤大樹、久保田紗友)

On The Way』では、メキシコ移民のサポートをするNPO法人として母の代わりに仕方なく一人メキシコにやってきた健太を今市が演じている。

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三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEでボーカルを務める今市は、演技も初めて。「クランクインする前に演技のレッスンを受けて、(撮影に)臨みたいという気持ちがあって、監督に相談したところ『全く何もしないでくれ』と言われて・・・。監督から『アーティスト今市ではなく、人間・今市を撮りたい』と言ってくださり、何もしないままメキシコに入り、初回で20テイク取り直した」と明かすも、「実はインタビューで20テイクと言ってたんですが、本当は30テイクだった」と修正。

監督は「テイクを重ねることで、今市隆二が健太という役に同化していった。多分、自分のふがいなさを感じていて、健太自身が抱えていたものと、(今市の)誰にも言えない苦しみがリンクしているんだと思う。だからわざとテイクで数をこなしたからこそ、メキシコで健太という門をくぐった。そこからどんどん(演技が)よくなった」と役者として成長していったことを称賛した。

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今市は「健太も皆さんも、胸に秘めているものが必ずあって、それを抱えながら人生を生きていく現実がある中、今回の作品は共感してくださる方がたくさんいると思う。ぜひ、そういう方に観ていただきたいです」と呼びかけた。

最後に、今市の歌う『On The Way』の主題歌「Church by the sea」は1030日より配信することも告知された。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は118()より全国ロードショー。

 

 

 

 

 

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