取材:記事・写真/RanRanEntertainment
ミュージカル『17 AGAIN』の製作発表会が11月30日(月)に都内で行われ、主演の竹内涼真、ソニン、エハラマサヒロ、桜井日奈子、有澤樟太郎、水夏希、そして翻訳・演出の谷賢一(翻訳・演出) が登壇した。
竹内は、「光栄なことに、初ミュージカルで主演を務めさせていただきます。この熱量だけはお伝えしようと。歌唱披露では、自分なりに反省点はたくさんあって、途中で喉も潰れてしまったので、悔しい部分もありますが、来年の本番に向かって、死ぬ気で努力して、お客さんを全力で楽しませて帰ってもらえるよう頑張ります」と本作への思いを語った。
ソニンは、「このご時世、ハッピーなミュージカルの製作発表ができることはワクワクしますし、皆さんにも明るい未来を照らすことができるんじゃないかなと思っていますと」期待を込めた。
今回17歳と35歳の両方を演じるので、やっと年相応の役が回ってきたと喜び、さらに「谷さん、17歳は短めに・・・」と演出の谷に視線を送り、会場の笑いを誘った。
エハラは、「原作がコメディなので、僕はふざけていいキャラなので、全力でふざけて全力で楽しんでいきたいと思います。親友役の竹内さんが緊張しているということで、舞台上でかき回してめちゃめちゃ困らせてやろうとおもっています(笑)」とアピール。
水は、「竹内さんは映像のお仕事で、培ってきたお芝居を、舞台で客席に向かって誰かに届ける感覚はすごく大切なので、芝居のハートをベースに持つ竹内さんが舞台の使い方の感覚を手に入れたら、怖いものはないと思います。ついていきたいです。1回きりの初舞台を大いに盛り上げていきたいです」と意気込んだ。
桜井は、「バスケをやるシーンが出てくるんですけど、私も13年間バスケをやっていたので、マギーにバスケが上手いという設定を下さい」と演出の谷に懇願。さらに「マギーと一緒で反抗期は、中学〜高校までお父さんと喋れず、お帰りって言われても無視したり、口を聞けなかった。一人暮らしをして初めて親のありがたみを感じました。今では一緒にカラオケに行きます」とエピソードを披露した。
有澤は、「映画版を観てスタンに『こいつ、マジか!』と思いました(笑)」竹内演じる、マイクと喧嘩するシーンはどう演じたいかという質問に対し「竹内さんに遠慮せずに、真正面からぶつかっていきたいです」と回答。
それに対し竹内は、「この2人がバチバチすればバチバチするほど面白いと思うので良い関係を作り上げたいなと思います(笑)」と宣言した。
演出の谷は、本作を「ハッピーで、おふざけもあり、とても愉快。自分の身近にあるものの価値を再発見して、自分の大切なものに気がつく作品」と語り
初舞台の竹内をどう料理したい?との問いに対し「裏で『ボコボコにしてください』と言っていたのでボコボコにしようかなと(笑)」と会場の笑いを誘った。
竹内は、17歳だった高校時代を「プロのサッカー選手を目指していたが、挫折の3年間。どうしたらモテルかということばかり考えていて、毎朝髪の毛をセットしながら親に『何分鏡見てんの!?』って怒られていました(笑)」と。現在27歳で、35歳まで「あと10年もないですが、もしかしたら結婚していたり、子供がいるかもしれない。まだ分からないですけど、演技をしている時が一番好きで、一番向いているなというのを最近再確認しました。これからいろんな国の方とお仕事が出来たり、自分の可能性を広げたいと思っています」と今後の野望を語った。
『17 AGAIN』公演予定
<東京公演>2021年5月16日(日)~6月6日(日) 東京建物Brillia HALL
<兵庫公演>2021年6月11日(金)~13日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
<鳥栖公演>2021年6月18日(金)~6月20日(日) 鳥栖市民文化会館 大ホール
<広島公演>2021年6月26日(土) 広島文化学園HBGホール
<名古屋公演>2021年6月30日(水)~7月11日(日) 御園座