映画『名も無き世界のエンドロール』“絆結び”大ヒット祈願イベント
公開を10日後に控えた1月19日(火)、神田明神にて映画『名も無き世界のエンドロール』の“絆結び”大ヒット祈願イベントが神田明神で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が出席した。本イベントでは、大ヒット祈願に加え、神田明神が縁結びのご利益もあることから本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い祈祷を行った。
まず、主演の岩田が登壇者を代表し、どんな想いで祈祷をしてきたかを漢字1文字に表し書をしたためることに。「自信ないです(笑)」と控えめな表情だが、いざ筆をとると真剣な表情で一画一画丁寧に筆を走らせる岩田。想いを込めて書き上げたのは「絆」のひと文字。あまりの上手さにマスコミ陣から「うお~!」という歓声があがると「練習なしの一発本番で挑んだんです!緊張しました」と安堵の表情を浮かべた。
絵を描くことが好きで芸術にも慣れ親しんでいる岩田らしく味のある堂々した仕上がりに満足気だ。ラスト20分の真実を謳う驚愕のサスペンス・エンタテインメントだが「絆」にした理由は、「キャストスタッフ含めてみんなで決めたんですが、作品のテーマが“大切な人との繋がり”なのでこれしかないだろう!と満場一致で決まりました」と明かした。
岩田の〈書〉を見た新田は「すっごいかっこいい!習っていたのかと思った」と感想を述べると、「いや、習っていないです!今日が初めてくらい(笑)」と一同驚かせた。続けて、佐藤監督も「岩田ちゃんは意外とナイーブな面があるので、こんなに男らしく力強い文字を書いてくれるとは思わず驚いた!」と大絶賛した。
続いて、岩田が書き下ろした「絆」に絡めて“絆”と“縁”についての話題に。中村が「実は、佐藤祐市監督とはこの撮影の後すぐTBSドラマの「危険なビーナス」の現場でも一緒だったんです。“縁”を感じましたね」と話し、それに対して、佐藤監督は「(この現場で難しい役を乗り越えてくれたので)全幅の信頼をおいて現場に入れました」と振り返った。
また、昨今新型コロナの再流行を受けてなかなか会いたい人に会えず、コミュニケーションが取りづらい状況の中、絆を感じるために意識していることがあるかというMCからの質問に対して、山田は離れて暮らす両親へ「毎日電話はするんですけど、帰省はできないのでちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。美味しいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族想いのエピソードを披露。
新田は「僕は、電話ではなくテレビ電話をします。でも、(親友から)やめてくれといわれるんです(笑)。だから気安くテレビ電話はしないようにしましょう」と呼びかけて会場を笑いで包むと「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし「そりゃ嫌がられるよ(笑)」と皆からツッコミをされ更に会場に笑いが起こった。
岩田は、「会いたいタイミングで会えないからこそ久しぶりの人と連絡をすることが増えた」と中学の同窓会をリモートで行ったエピソードを披露。「これだけ時間が経つと、太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当日のままで話しができて、関係値は時間が経っても変わらないのだと気づきました」と振り返る。
最後に、佐藤監督が「色んな宣伝文句が飛び交っているけど、劇場では頭を真っ白にして観ていただきたいです!そうすれば、キャスト達の熱い想いを感じていただけると思います!」と話し、岩田は「公開まであと10日。監督同様に頭を真っ白にして観ていただきたいですし、物語の根底にある“愛”や“絆”を感じて欲しい」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
1月29日(金)全国ロードショー、「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで1月29日より【全3話】独占配信
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
配給:エイベックス・ピクチャーズ