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2025年5月3日 06:00

堤真一&山田裕貴 W主演 映画『木の上の軍隊』第二弾予告・主題歌・場面写真解禁!

1945年、沖縄県伊江島で激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年もの間生き延びた――そんな衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化、6月13日(金)より沖縄にて先行公開、7月25日(金)より全国公開される。

宮崎から派兵された厳格な少尉を演じるのは堤真一。沖縄出身の新兵に抜擢されたのは、山田裕貴。W主演を務める堤と山田は初の共演ながら、阿吽の呼吸で極限状態の兵士たちを、繊細かつ力強く、そして人間らしい可笑しみをもって表現する。監督と脚本を手掛けるのは、沖縄出身の新進気鋭・平一紘。全編沖縄ロケ、伊江島では実際に生い茂るガジュマルの木の上で撮影が敢行された。

予告映像: https://youtu.be/y7_hZ1ll30I

この度、堤演じる上官・山下、山田演じる新兵・安慶名(あげな)、2人それぞれの想いが溢れ出す第二弾予告映像が新たに解禁となった。舞台は、戦況が悪化の一途を辿る太平洋戦争末期の沖縄県伊江島。島に上陸した米軍の銃撃から逃れ、命からがら身を潜めたガジュマルの木の上で、終戦を知らず2年もの間生き抜いた2人の兵士。味方の援軍が来るまで待機を決め、木の上での生活が続く中、2人が直面したのは極限状態の中で“生き抜く”ということだった。まわりに他の生存者はなく、たった2人で樹上の生活を送ることになった山下と安慶名。周囲にアメリカの陣地が広がっていく中、2人は飢えに苦しみながらも、食糧となるもの探し命を繋ぎ、日本軍の勝利を信じていた。そんな生活が長期化、戦いの終わりが見えない日々が続き、安慶名は「島は元には戻らないと思う…でも僕の帰る場所はここしかない」と戦地となってしまった故郷への想いを吐露する。そんな安慶名に山下も「どの面下げて帰れっていうんだ!部下もみんな死んだんだぞ!」と苦しい感情をぶちまける。長きに渡り“生きる” ことに葛藤する2人が、必死に戦い続けたものとは――。

そして、本映像で解禁となった主題歌は、伊江島で生まれ育ったシンガーソングライター Anlyが奏でる楽曲「ニヌファブシ」。「私の今までのキャリアは、”『木の上の軍隊』の主題歌を書く”という使命に繋がっていたのだと思います」と並々ならぬ想いで書き下ろした。沖縄の言葉で“北極星”を表す「ニヌファブシ」というタイトルの通り、人間の生きる希望をそっと照らし導いてくれるような楽曲となっている。さらに、完成した本作を見た堤と山田からコメントが到着。堤は「あまり冷静に観ることができなかったけれど、自分たちが演じたにも関わらず、リアルに感じることができ、リアルなものが見られた」と語り、山田も「『生きよう』『明日も頑張ろう』と思える映画になったと思う」と本作への自信を覗かせた。そして2人は「沖縄の悲惨な戦争の物語ではあるけれど、2人の生き方の違いが、ひとつの“生きる”という方向に向いていく。もう戦争を経験している方はほとんどいないけれど、それを伝えていかなければいけないものとして観てもらいたい」(堤)、「子どもから大人まで観られる作品になっているので、家族や友達と観て、『生きてる』っ て素晴らしいことなんだよという話をしながら、一度過去に何があったかを見つめてみる、そういうことが出来る作品になったと思う」(山田)と、後世に語り継ぎたい作品であることを熱く語った。

また、新たに場面写真4点も解禁。ポスタービジュアルにも使用されているガジュマルの木の上の2人が見つめる先に広がる沖縄の海にはまだ米軍艦の姿はなく、これから過酷な戦場へと突き進んでいく“嵐の前の静けさ”が漂う。さらに、堤真一と山田裕貴がそれぞれのキャラクターに扮したソロカットや、米軍に向かって険しい表情で突き進む緊張感あふれるツーショットも公開。銃を肩にかけながら、伊江島の密林を彷徨う姿からは、終わりの見えない戦争のなかで極限まで追い詰められていく2人の息遣いが感じられる。太平洋戦争終結から80年――太平洋戦争末期から戦後にかけて、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄で、必死に生き抜こうとした人間たちの姿は、観る者の心に深く刻まれるに違いない。

映画『木の上の軍隊』6月13日(金) 沖縄先行公開 / 7月25日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ  ©2025「木の上の軍隊」製作委員会

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