開口一番「日本のみんな、デッドプールだ!」と話しはじめたデップー。全世界の大トリとなる日本公開日について、「なんと6月1日は、レディースデー。偶然にも俺ちゃんの映画が劇場に“ドピュ”と出る日だ! 俺ちゃんが全身コンドームで悪人と戦う姿が見られるぞ」といきなり下ネタを交えた問題発言。
この言葉に続いて、アクロバティックなアクションシーンと、なぜかデップーのヒップをクローズアップした本編シーンがインサートされ、「劇場を女性の観客で満員にして欲しい」と、映画の日でもある初日をアピール。そして、ヒロインのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)が強敵のエンジェル・ダスト(ジーナ・カラーノ)に殴りかかる場面、デップーの同居人で盲目の老婆アル(レスリー・アガムズ)、小さな身体に核弾頭並みのパワーを秘めたネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド:略してNTW(ブリアナ・ヒルデブランド)ら、『デッドプール』に登場する強烈な女性キャラクターたちが紹介されていく。
大活躍の女性キャラの映像に乗せて、「男性諸君も見に来るといい。ムラムラした女性たちが大勢いるから」とデップーがコメントすると、NTWがエンジェル・ダストにぶつかり、小さな身体に秘められた核弾頭並みのパワーを披露するスーパーアクションがさく裂する。「水分とビタミンEを摂取し…」と続けたデップーは、バラをカメラに向かって投げると、自身の股間を見つめて「お~…、いいねえ」。映画『デッドプール』6月1日(水)より全国拡大ロードショー。
2016年6月1日、アクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーローがファン待望の日本降臨を果たす!全世界120カ国で予想外のNo.1、3週連続1位を記録した全米では、『マトリックス リローデッド』、『アメリカン・スナイパー』を押さえ、R指定作品史上ナンバーワンとなっていることでも話題の映画が『デッドプール』だ!
デッドプールとは、マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場する異端児的なキャラクターで赤い傭兵の異名を持つ。元特殊部隊のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、悪い奴ら(チンピラ)をやっつける正義の味方だ。ある夜、プールバーで知り合ったヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と出会い、互いに一目惚れ。ベッドインも完璧だった二人は結婚の約束をする。だが幸せは続かない。激痛に倒れたウェイドを待っていたのは、末期ガンの宣告だった。愛する彼女に別れを告げた彼は、がんに負けない不死身の肉体を得るために人体実験を受けることを決意。案内された謎の施設で、自らも無敵の肉体を手に入れたエイジャックス(エド・スクライン)に悲惨な実験を繰り返される。やがて、どんな攻撃を受けても回復できるスーパーな肉体を手に入れるのだが、その代償として全身を醜い姿にされてしまう。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできない。自前の赤いスーツに身を包んだウェイドは、デッドプールとなって自分の人生を台無しにしたエイジャックスへの復讐へと向かう。
映画『デッドプール』(原題:DEADPOOL)
監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T.J.ミラー、ジーナ・カラーノ
© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.製作国:アメリカ 配給:20世紀フォックス映画