素晴らしきかな、人生
広告業界のエリートも形なし。娘から、まさかの“絶交”宣言!?
エドワード・ノートン最新作で演じるのは、こじらせ親父!
『プラダを着た悪魔』(2006)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』が、2017年2月25日(土)より全国公開される。
『素晴らしきかな、人生』は豪華キャスト達の夢の共演が見どころの一つ。その中でも今回はエドワード・ノートン演じるホイットという人物に注目!ハリウッドきっての演技派が今回演じるのは、娘を持つ父親の多くが感情移入してしまいそうな哀しくも愛すべき“こじらせ親父”。
ホイットは主人公ハワードの3人の親友たちの一人で、もともとはハワードのパートナーとして会社の名前に名字が入るほどの人物。自信と才能に溢れた、誰もが羨むニューヨークのエリートだ。
ハワードは家族を失った悲しみからドン底に突き落とされるが、実は、ホイットは自らが撒いた種がきっかけでドン底の縁をさまよっている。自身の女性問題から結婚生活は破綻、妻には莫大な慰謝料を支払い、娘からは嫌われ、今ではクイーンズに住む認知症の母親と暮らしている。その上、無気力になったハワードの影響から会社は倒産寸前なのだ。
エドワード・ノートンは「なかなか本物の愛を見つけられずにいる人たち、わが子との関係がうまくいっていない人たち、あとは、ほかのさまざまな問題を抱えている人たちには、ホイットの状況がよく理解できると思います」と語る。
続けて、「ホイットは、経済状態が回復すれば、娘との関係を修復できるのではないかとある程度信じているんじゃないでしょうか。でも、この映画の大部分で描かれているのは、自分が抱える問題に対する解決策が、考えていたもの、あるいは必要だと思っていたものとは違うことに気づいていく過程なんです。つまり、自分自身の真実と向き合うことを描いているんですよ」とインタビューで語るように、本作は現代社会において人間関係で悩む人々にとっても、人生を乗り越えるヒントがもらえる内容になっていることがうかがえる。
『素晴らしきかな、人生』エドワード・ノートンがまさかのこじらせ親父に!
2017年2月25日(土)より全国公開
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