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2019年11月19日 06:00

【前編】江野沢愛美、見どころは「とにかく福原遥がかわいいということ」! 映画『羊とオオカミの恋と殺人』インタビュー

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

自殺志願の男の子とその隣人の美しき殺人鬼による、究極の恋愛を描いた映画『羊とオオカミの恋と殺人』が11月29日から全国公開される。主人公の黒須役を、本作が初主演映画となる杉野遥亮が勤め、美しき殺人鬼・宮市役を福原遥が強烈な個性で演じる。これまでにみたこともない青春猟奇的ラブストーリーが展開する本作で、黒須、宮市と同じアパートの住人川崎(笠松将)の妹・春子を演じる江野沢愛美に、本作の見どころ、そして撮影の裏話を聞いた。

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――まずは、本作の出演が決まった時のお気持ちからお聞かせください!

朝倉加葉子監督から、「きゃぴきゃぴしてほしい」って言われたのですが、私はあまりそういうキャラではないので「きゃぴきゃぴできないです」って返事したのを覚えてます(笑)。でも、監督は「きゃぴきゃぴできてます」って…どんなところを見て、そう思ったんだろうと。それが最初の印象でした(笑)。

今回演じた春子という役は、大学生という設定で、私自身と同年代だったので、あまり悩まずに演じられたと思います。ただ、この作品の中では唯一、普通の人間で、何も知らないまま(杉野演じる)黒須に恋をする女の子なので、そういう意味では不思議な立ち位置だなと感じました。

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――「きゃぴきゃぴできない」ということは、江野沢さんご自身は春子とはあまり似ていないんですか?

はい、全然違うと思います。劇中で、黒須に「(宮市は)彼女ですよね?」って聞くシーンがあるんですが、私はあんなふうにぐいぐい入っていって聞けません(笑)。

――春子役を演じる上で苦労したところは?

薬を飲まされて眠るシーンはめちゃめちゃ難しかったです。薬でろれつが回らなくなるという経験はもちろんないので、どうやればいいのかわからなくて…監督から「酔っ払って女の子がやる喋り方」と言われたんですが、全然わからなくて悩みました(笑)。それから、喫茶店のシーンで「警察沙汰」っていう言葉が言いにくくて、何度も何度もNGを出してしまったのも苦労しました。もう、悲しいくらい言えなかったんです(笑)。

――役作りをするにあたっては、どんなところを意識されましたか?

私は弟がいるからか「長女っぽさがある」ってよく言われるんです。でも、この作品では、妹っぽいキャラにしてほしいと言われていたので、そこは意識して妹らしさを出そうと思っていました。杉野くんに対して、妹のように絡んでほしいという要望だったのですが、それがすごく難しくて、自分でもできているのか分からなくて心配でした。でも、撮り終わって、「めちゃめちゃ妹感が出ている」って言っていただけたので安心しました。本当に今まで、妹っぽいと言われたことが一度もなかったので。そのシーンの撮影はすごく印象に残っています。

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――完成した映画を観て、全体としてはご自分の演技はいかがでしたか?

自分が思っていたよりは、きゃぴきゃぴできていたと思います(笑)。それから、普段から春子のような女の子だったら、すごく愛嬌があってかわいいなと自分で自分のことを見て思いました(笑)。私自身は、春子のようにはできないので、自分でももう少し春子を見習った方がいいと思いました(笑)。

――江野沢さんはサバサバしたタイプなんですか?

どちらかって言ったらそうなんだと思います。友達には妹キャラの子が多くて、私が率先して動くことが多いんです。私が何かを決めて、友達がついてくるというようなことが多いです。なので、春子は私とは全く違うキャラクターでした。

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――では、宮市役の福原さんの印象はいかがですか?

昔から一緒に仕事をしていたので、小6くらいの頃から遥のことを知っているんです。なので、大人になってまた一緒に仕事をするというのも不思議な感じでした。しかも、今回はモデルの現場ではなくてお芝居の現場だったので、ああ、時が経っているんだなって実感しました。

――一緒のお仕事は久しぶりだったんですね!

そうですね。モデルのお仕事で会うことはあっても、きちんと話せることもなかったので、こうやってちゃんと一緒にお仕事をしたのは久しぶりでした。遥も「嬉しい」って言ってくれて、新鮮な気持ちでした。

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――福原さんの印象は変わりましたか?

変わってないです。普段から明るくて愛嬌がある子です。でも、昔は妹っぽい印象だったのですが、今はそうは思わないので、大人になったんだなとは思います(笑)。

――黒須役の杉野さんの印象は?

杉野くんは、フレンドリーで優しくて、話しやすい人でした。私は、人見知りであまり話せないタイプなんですが、地元が一緒だということが分かって、杉野くんも話しかけてくれたので、すぐに打ち解けることができました。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

楽しくやれていたと思います。遥とは会える機会がそう多くはなかったので、会えたらかなり盛り上がっていました。映画の中ではバチバチですけど(笑)、現場ではみんな、楽しく会話していましたよ。

後編に続く~

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映画『羊とオオカミの恋と殺人』
出演:杉野遥亮、福原遥、江野沢愛美、笠松将、清水尚弥、一ノ瀬ワタル、江口のりこ
監督:朝倉加葉子 脚本:高橋泉 音楽:渡邊崇
原作:裸村「穴殺人」(講談社週刊少年マガジンKC刊)
配給:プレシディオ
(C)2019『羊とオオカミの恋と殺人』製作委員会 (C)裸村/講談社

2019年11月29日 公開

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