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2024年2月27日 05:00

佐々木蔵之介&齋藤飛鳥「1から10まで何も考えずにやりました」、高橋恭平 バースデーサプライズに「辰年なので、龍みたいにかっこよく行きたい」 『映画 マイホームヒーロー』ドラマ&映画イッキ観イベント

『映画 マイホームヒーロー』マイホームヒーローDAY〜ドラマと映画イッキ観イベントと称し、ドラマ全話を2時間に凝縮編集された「ドラマ『マイホームヒーロー』スペシャル」と『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)を一気に上映するイベントが、2月26日(月)に都内で行われ、イベントでは佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、そして青山貴洋監督が登壇した。

どこにでもいる普通の父親(佐々木)が娘(齋藤)の DV 彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる【命がけの騙し合い】が描かれる。映画はドラマから7年経過し、隠した死体が見つかってしまうという衝撃のシーンから始まる。

まずは、ドラマのお話から。話題騒然となったドラマ版について、佐々木は「本当に楽しく拝見してました。でも客観的に観れなくて、血糊(で演じた)のときの弁当とか、恭平(高橋)に殴られているとき外は寒かったとか、飛鳥ちゃんとの演技では向かいの家のおばちゃんがずっと俺を見てるかとか、いろんなことを思い出していました」と笑わせた。

一方、斎藤は「逆に、私は視聴者というかファンみたいな感じで観ていました。零花ちゃんは時々のほほんと出てくるだけなので、蔵之介さんはこんなに大変だったんだとか、こんなにボロボロになっていたんだと、皆さんと同じようにドラマを楽しんでいました」と楽しげに語った。

そして、高橋は「僕も客観的に観れなかったですね。銃撃シーンで撃たれるとこは寒かったですし、もうちょっとああした方が良かったなとか思うことがいっぱいありました」と佐々木よりの感想を漏らした。撮影時寒かったことで、佐々木が「俺、カイロをめっちゃ貼ってたやろ」、齋藤も「貼ってました」と続くと、高橋は「僕は貼ってなかったです」。佐々木の「なんで貼らへんの?」に、高橋は「あれ、熱すぎません?(直接肌に貼るのは)怖かったです。直貼りだと思ったんです」と答え、みんな大笑いとなった。

青山監督には会場で上映されたドラマの2時間スペシャル特別編集版(関西では大阪MBSで28日放送、首都圏ではTBSで3月3日放送)についての質問。青山監督は「編集はすごく大変で、先週までやっていました。2時間、しかもダイジェストじゃないようにしなきゃいけないと思い新たに編集。蔵之介さんには新しくナレーションを録ってもらいました。曲も差し替えて、映画で使っている曲を一部使って、観やすいようにしました」といろいろと工夫したことを明かした。

改めて、佐々木に質問。鳥栖哲(鳥栖哲雄)をどのように演じたか? 佐々木は「自分の中で迷ったり、こういったとき鳥栖哲はどう思っているんだろう?この先どう展開していくんだろうとか?いろいろ疑問に思ったら、いつも漫画を読んで立ち返ってました。ドラマのクランクイン初日のときに延人(内藤秀一郎)からタバコを投げつけられるんですけど、そのときどうしてたっけ?って漫画を見たら、こんな格好しているんです」と足をクロスしてタバコをよける仕草を見せ、「このクロスのやつ、やったろうと思ってやりました。原作をコンテと思いながらやってました」と原作に忠実だったことを明かした。

齋藤は零花を演じるにあたり「私は感情も何も分からないタイプなので、1から10まで何も考えずにやりました」とコメントすると、佐々木は「ウソやろ(笑)」。すると齋藤は「零花ちゃんは鋭いし真っ直ぐで、自分の中に正義がある子なので、かっこいい零花ちゃんに憧れるなあ思って演じていました」と述懐した。

ドラマでは鳥栖哲にはめられる半グレ・真島恭一を演じた高橋は「ドラマでは窮地に追い込まれ、いろいろやられちゃったので、本当に残念です」との答えに佐々木以下大笑い。高橋は「哲雄に罪を着せられ、いろいろありましたけど、その中に垣間見える人間性も魅力なので、演じて楽しかったです。どうやって怖さを出そうだとか、半グレってどういうものか、いろいろが初めてだったので、役作りを考えるのもすごく楽しかったです」と振り返った。

そして映画ではドラマの7年後が描かれる。半グレ組織に追われながらも何とか罪を隠し通せたと思いきや、隠した死体が見つかってしまった。零花が刑事になって事件を調べたり、半グレを束ねる犯罪組織の上層部が動いたりと、鳥栖哲はドラマ以上に大ピンチ。

殴られたり、蹴られたり、追い詰められたときの演技が共演者から称賛されているという佐々木だが、佐々木は「1から10まで僕は何も考えてないですから」と、齋藤の復唱に会場も大笑い。佐々木は「思いっきりやってくれと言って、みんなが思いっきりやってくれたから、できたんだと思います。遠慮されると、むしろそれができないので、そこはお互いが信用して、絶対安全にやりましょうというのはドラマも映画もみんな同じ」と話した。そして「恭一が倉庫でガーンときてバーンとやって、お互いどうするっていうときにタッグを組みませんかと第2ステージに行くところがすごく好きで印象的。あのときは血だらけでボコボコにされた後、この先どうするかというところなので、やられつつ先の展開を考えているところも面白かったし、その表情がすごく印象に残ってます」と映画での印象的シーンをアピールした。

零花は刑事になって、父・哲雄の疑惑に気づいて感情が大きく揺さぶられる演技も見どころの一つ。予告編で印象的だった涙を流すシーンについて、齋藤は「涙を流しているシーンとか、私は本当に何も考えてないし、元々アイドルをやって、たくさんお芝居やってきたわけでもないですし、期待に応えられるかなっていう心配もありながら、技術的なお芝居のことは分からないので、思うままにやるしかないなと思ってやらせていただきました」と謙遜。青山監督は「飛鳥ちゃんは謙遜するタイプなんで・・・。僕も零花の涙のシーンは自分自身撮っていて、泣いちゃったんです。飛鳥ちゃん本人が思っているよりもすごい人に伝わると思います」と齋藤の演技を絶賛した。

高橋はアクションシーンについて「楽しかったですけど、ドラマでは銃を取るシーンでのターンがアイドルターンになってしまった。美しすぎて駄目と注意されました」と恥ずかしいエピソードも披露した。

イベントの最後には、2月28日に誕生日を迎える高橋へのバースデーサプライズとして、バースデーケーキが登場。高橋は「僕も辰年(24歳)なので、龍みたいにかっこよく強く。恭一も気持ちが強い子なので、恭一ならぬマイホームヒーローがガーンと行く1年になればと思います」と意気込んだ。

『映画 マイホームヒーロー』 3月8日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会

 

 

 

 

 

 

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