
映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)が完成。7月11日(木) には都内で赤羽骨子FES.と題した完成披露試写会が実施され、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、 安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、遠藤憲一、そして石川淳一監督が参加した。
本作は、週刊少年マガジンで連載中の超人気コミックス初の実写化。本イベントでは懸賞金をかけられたヒロイン・赤羽骨子(出口)のボディガードとして、荒邦(ラウール)と3年4組のクラスメイトが彼女にバレないように敵から守るという本作の内容にちなみ、舞台上でも出口にバレないよう、それぞれ与えられた数々のミッションクリアを目指した。
まずは「40分で舞台挨拶を終わらせろ!」というミッションのもと、舞台挨拶はスタート。緊張のためかラウールは一人でステージ上の階段を早めに降りてしまうという凡ミス。キャスト陣が大爆笑の中、「シャッターチャンスを逃してしまい、すみませんでした」と赤面しながら「撮影もテンポよく進み、完成した作品も色々な要素が刺激的に流れてくるようで、自分も見ていてワクワクしました。夏休みにピッタリだなと感じています」と主演作完成に胸を張った。
そして石川監督は「こんなにキャストが揃うのならば撮影がしたい!撮影中もこんなに大勢揃ったことはありません」と豪華キャスト陣ラインナップに驚いていた。
ラウールにとっては3年ぶりの映画主演作。「映画の撮影や準備が楽しくて、そう感じているキャストの方も多くてそれがスクリーンにそのまま出ている気がします。僕はヤンキーとはかけ離れた平和な暮らしを送って来て喧嘩も一度もしたことがないです。威吹荒邦とはかけ離れていたけれど、金髪の自分を久しぶりにスクリーンで見たら『あ、ヤンキーじゃないか』と思えました」と手応えを口にしていた。
奥平は「アクション練習が撮影の一ヵ月前からあって、完璧にやろうと思ってプレッシャーがありました。撮影中にラウール君とは『アクション大丈夫かな?』と話したりしていたけれど、素直に楽しみながら撮影していました」と回想。髙橋ひかるは「アクション練習を始めた日からパンチの型すら分からず、皆さん練習のスピードの上げ方が凄くて半泣きでやっていました。毎日筋肉痛だったけれど、カッコいい映像に仕上がっていて良かったです」と熱演を報告した。ダンス部部長という設定の出口は、ダンス未経験ゆえに「みんなよりも上手くなければいけないので4か月練習をしました。最初はボックスステップすら踏めず、足が8本くらいに見えました」と苦笑いだった。
最後のフォトセッションの時間になると、骨子の姉であり最強の敵・尽宮正親を演じた土屋太鳳が出口らにバレないようにサプライズ潜入!ラウールの「皆さんに秘密にしていたことがあります。今日はサプライズで土屋太鳳さんが来てくれています!」との発声で、まさかの土屋の登場に会場中がどよめく中、土屋は「荒邦が骨子と3年4組とオヤジ(遠藤)が楽しんでいるということで、まとめてやっつけに来ました! 間に合ってよかった」とリップサービスでさらに会場を盛り上げた。土屋はラウールとの共演に「ラウール君は本当にアクションが素晴らしかったです。受け身がほとんどでしたが、受け身がないとアクションは成り立たない。ラウール君は全力で受け身を取ってくれました」と絶賛していた。
舞台挨拶は制限時間40分まで残り5分34秒の所で終了し、まずはミッション達成。さらにイベント中に出口にバレないようインスタライブをしたり、有輝が炭酸水を一気飲みしたり、かなでが『BREAKOUT』を踊ったり、木村がカメラで出口を激写したり…というミッションが発動していたことを出口にネタばらし。
これに出口は「ラウールさんがちょっとおかしいと思ったけど、何も気づかず…。でもかなでさんのダンスはなんとなく気づいていましたよ」と大笑いで、ラウールも「でも大成功でした!スッキリしたラウールです」とミッション達成に胸を撫でおろしていた。
映画『赤羽骨子のボディガード』 8月2日(金) 全国ロードショー
配給 : 松竹 ©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会