トップ > PICK UP > 舞台『西遊記』東京公演がついに開幕! 孫悟空役の片岡愛之助「皆さまに元気になっていただきたい」

2024年1月6日 13:27

舞台『西遊記』東京公演がついに開幕! 孫悟空役の片岡愛之助「皆さまに元気になっていただきたい」

後列左から:村井良大、戸次重幸、加藤和樹、藤岡真威人
前列左から:堤幸彦、小池徹平、片岡愛之助、松平健、中山美穂

 

日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』初日前会見・プレスコールが2024年1月5日(金)に東京・明治座で行われ、片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平健、演出の堤幸彦が登壇した。

本作は、16世紀の明の時代に書かれた中国の小説を基に、孫悟空を中心に三蔵法師一行が変幻自在に妖術を使い、次々と襲いかかる化け物を退治し、苦難を乗り越えながら天竺を目指す姿を描く。1978年には「日本テレビ開局25周年記念番組」として制作され、大ヒットを記録。今回、一世を風靡した人気ドラマを、45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として新たに企画、制作された。これまで大阪、福岡、名古屋で上演、札幌では映像上映会が行われ、6日からは、待望の東京公演を迎える。

演出の堤は、「非現実的なこと、現実的なことを併せ持った、魅力満載の舞台になっていると思います。マジックもありますし、さまざまな技が観られる舞台になっていると自負しております。とはいえ、俳優の皆さんのお力が爆発しているステージなので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と本作への熱い思いを語る。

続いて、孫悟空役の愛之助は「今年はお正月からいろいろなことがありました。私たちも名古屋で年をまたいで公演していましたが、カーテンコールの真っ最中で揺れに遭いました。本当にお気の毒だと思います」と1日に発生した能登半島地震に思いを寄せ、「私たちにできることはお芝居でございます。お芝居をいつも以上に頑張って、皆さまに元気になっていただきたい。それしかできないので全力で勤めさせていただきます」と力を込めた。

また、鉄扇公主役の中山は「なぜか初めてのことが多い作品です。空を飛んでいるところも見せ所かなと思っています」、牛魔王役の松平は「今までにない素晴らしい舞台表現になっていますので、多くの方に観ていただきたいと思っております」とコメント。

牛の下半身をつけた衣裳で登壇した、玉竜役の村井は、ステージから降りて衣裳の全貌を報道陣に見せながら、「竜ですが、格好は馬といいますか…。この下半身と一緒に舞台を駆け回っております」と笑顔を見せた。

紅孩児役の藤岡は「僕はこのカンパニーで一番若いのですが、皆さん年齢を感じさせないパワーで毎公演、頑張っております。個人的には公演期間中に20歳になったので、東京公演ではまた新しい気持ちで頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

最新技術を使った演出など、見どころの多い本作だが、改めて、見どころを聞かれると小池は「いろいろな方がたくさんフライングされています。立体的に飛んだり、あまりみない迫力あるフライング技術や、それをこなす役者さんたちの体幹など、日頃の練習の賜物。どんな方が飛ぶんだろうと考えながら観るのも楽しいのではないかと思います」と紹介。

戸次は、「デジタルとアナログのバランスがいい感じで配分されています。筋斗雲も映像を使うと思っていると思いますが、とてつもなくアナログな筋斗雲も出てきます。色々な見せ方をしているというのが魅力の一つ」と明かし、加藤は「個人的には殺陣が見どころ。悟空の殺陣もそうですが、ラストに向けての立ち回りなど、人の力を感じると思います」とアピールした。

この日のプレスコールでは、孫悟空が牛魔王と名付けた白牛と出会う1幕冒頭のシーン、牛魔王が国王を務める是空国に三蔵法師一行が立ち寄る2幕冒頭のシーン、妖怪となった鉄扇公主と牛魔王が夫婦対決をするシーンが公開された。

日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』は、1月6日〜28日に明治座で上演。

 

 

トップ > PICK UP > 舞台『西遊記』東京公演がついに開幕! 孫悟空役の片岡愛之助「皆さまに元気になっていただきたい」

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています