甲本一による大人気コミック「マッシュル-MASHLE-」(集英社ジャンプ コミックス)を舞台化した「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE(以下、マシュステ)の第2弾となる、「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE 2.5が8月2日から開幕した。2023年7月に第1弾が上演され、好評を博した本作。第2弾では、前作の続編に当たる物語が展開する。第1弾に引き続き、主人公のマッシュ・バーンデッドを演じる赤澤遼太郎に、公演への意気込みを聞いた。
――第2弾となる公演が決定しました! 再びマッシュを演じることが決まったときのお気持ちを聞かせてください。
第1弾は、原作の魅力と舞台の魅力のどちらも伝わる作品になったと感じていたので、そうした作品の続編ができるということが嬉しいです。お客さまからのありがたいお声もたくさん届いていましたので、続編が決まって喜んでくださる方がいるのかなと思うとそれも嬉しいです。
――第1弾の評判は赤澤さんにも届いていましたか?
もちろん届いていました! お手紙などで、「本当に“マシュステ”面白かったです」という声をたくさんいただきました。そうした声をいただけるのはもちろん嬉しいですし、何よりも出演している役者のみんながすごく楽しそうで、スタッフの皆さんもいい顔をしていたので、きっと間違いないと稽古中から感じていました。そうした想いもお客さまに伝わったのかなと思います。
――先ほど、原作と舞台の魅力が伝わる作品になったというお言葉がありましたが、赤澤さんはそれぞれの魅力をどのように感じていますか?
原作の魅力は、多くの人がデジャヴを抱くような世界観と設定と出来事にあると思います。そこに魅力的なキャラクターが登場し、「じいちゃんを守りたい」という思いから「仲間を守りたい」という思いに至るまで大きく成長していくマッシュの姿は、たくさんの人の心に響くと思いますし、「ジャンプの王道」の物語だと思います。
舞台では、例えば、超常的な筋肉の力で敵を倒していくなど、人間には不可能なことをどう見せるのかというのが大きな醍醐味になっていると思います。舞台の魅力は、ないものを見せる、あり得ないことを人力で実現させることだと僕は思うので、プロジェクションマッピングなどのテクノロジーに頼るだけでなく、肉体の力で表現するという見せ方が原作とマッチしたのかなと感じています。
――第1弾のときは、そうした舞台ならではの作品作りゆえの苦労も多かったのでは?
たくさんありました。マッシュは、掴みにくいキャラクターだったので、どう演じればいいのかということもすごく悩みました。感情があまり表に出ないキャラクターなんですよ。でも、ただ叫んでいたり、熱量を出せばいいわけでもない。みんなが持っているマッシュのイメージの中で、どうやって感情をこぼしていくのか。そのあんばいがすごく難しかったです。演出家の伊藤今人さんにいろいろと相談しながら作り上げていきました。ただ、それ以上に、マッシュの力をどうやって表現するのかというところが、苦労したところでした。今人さんや筋肉の妖精として僕を支えてくれたマッスルズのみんなと相談しながら、どんなパフォーマンスをすればいいのか探っていって。僕は “アクロバット系”が得意なわけではないので、舞台で披露できるようになるまで時間もかかりました。
――体もかなり作り込まれた印象がありました。
やはりこの作品の中で、筋肉はとても大事な要素ですし、筋肉がないと説得力がないと思ったので、マッシュの体に近づけるために鍛えました。ただ、僕は天賦の才を持っていて(笑)。筋肉がすごく付きやすく、しかもめちゃくちゃ形が良い筋肉なんですよ。なので、それほど特別なことはやっていないんです。1日20分くらい筋トレをするくらいでした。
――え!? それくらいであの体に!?
そうなんですよ。血のにじむような努力をしたわけではなく、特別な食事制限もせずに、あの体に。本当に天才なんです(笑)。僕自身も、ようやくそれが活かせる役に巡り会えたなと思いました。これまで筋肉とは無縁の役ばかりでしたし、どちらかというと守られるポジションのかわいい系のキャラクターが多かったので、ようやく忌み嫌っていた筋肉を愛せるときが来たなと(笑)。
――他にも何か役作りで意識されたことはありますか?
内面を作るにあたっては、マッシュとの共通点を探していきました。例えば、家族愛や友達を大切に思う気持ちといったものを、一つひとつ、抽出しながら作っていったような感覚です。動きという面では、逆に素人っぽさを出そうと思って演じていました。芝居がうまい役者の方は、言葉と動きが乖離しているんですよ。ですが、マッシュは話しながら歩かないとか、他の行動をやめてから次の動きをするというように、舞台初心者のような動きをしたり、あえて近すぎる位置まで近寄って話したりするようにしていました。
――(取材当時は)まだお稽古前ですが、今回の第2弾ではどんなところをより深めていきたいですか?
アニメ版でマッシュの声を担当されている小林千晃さんが僕のラジオにゲストで来てくださったことがあって、そのときにマッシュの役作りについていろいろとお話しをさせていただきました。アニメの第2期の神覚者編を観たとき、小林さんのマッシュの演じ方が1期と違っていると感じたんですよ。より熱量が高く、友達に対しての想いが溢れているなと。そのことをお聞きしたら、まさに意識してやっていらっしゃるとおっしゃっていたので、僕も今回はもっと想いをこぼしていきたいと思っています。それは、マッシュが獲得した友達との時間や人生、その積み重ねが出るということだと思います。怒りや優しさ、慈しみといった、マッシュのいろいろな感情が、ほんの少しだけ、分かるように演じられたらと思います。
「マッシュル-MASHLE-」
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