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2012年12月24日 10:54

ユ・ミンギュ プレミアショーケース

2012年12月16日(日)、ラフォーレ原宿は熱気に包まれた。韓国ではもちろんのこと、日本でも放送されるや否や人気沸騰のドラマ「イケメンバンド キミに届けるピュアビート」(tvN 2012)で眼球浄化のメンバー、ベース担当のキム・ハジン役を獲得し、俳優デビューしたユ・ミンギュ。その後、「花ざかりの君たちへ」(2012 SBS)ではチョ・ヨンマン役を演じている。そして、いま、「キサラギミキちゃん」では家元として舞台に立ち、画面からだけでなく、舞台でもその輝きを放っている。

2006年、ソウル・コレクションで新人ながらメインモデルに抜擢されただけあり、正真正銘の八頭身のスタイルは人々の目を釘付けにする。そして、甘いマスクと甘い声は人々の心を和ませる。

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クリスマスシーズンには定番のWHAM!の「ラストクリスマス」が流れる中、颯爽と登場したユ・ミンギュ。格子柄のシャツにモスグリーンのベスト、そして黒のニットカーデにチャコールグレーのパンツというスタイル。

「アンニョンハセヨ(こんにちは)ユ・ミンギュです。今日は僕の初めての日本のショーケースに来てくれてありがとうございます。お見せできるものはたくさんありませんが、皆さんと一緒に・・・楽しい時間を過ごせたらと思っています。よろしくお願いします。ありがとうございます。」と緊張の面持ちでカンペを見ながらではあっても、きちんと日本のファンのために日本語の挨拶を。そこに会場から「オッパ!キンジャンハジマ!(ミンギュさん、緊張しないで。」と声援が飛んだ。ファンの温かい応援で少しは気が楽になっただろうか…。

初めての1人でのショーケース、いつもは緊張しない彼も緊張感がこちらに伝わるほど緊張している。「「イケメンバンド」観て、ファンになり、今日ここに来ていただけたこと、本当に感謝しています。まだ、僕のことをあまりご存知ないと思うので、今日は僕のことを最大限お見せしていこうと思っています。」とこれから始まるショーケースへの意気込みを語った。ファンにとってはドキドキ、ワクワクの時間が始まる。

昨日来日して1日で12社のインタビュー取材を受けたユ・ミンギュ。日本が好きで、ショッピングや観光もしたいところだが、今回はファンに会いに来たのだからと、ちょっと我慢。しかし、お肉、それも牛肉好きの彼は昨晩、しゃぶしゃぶを食べたとか。忙しい取材のなかでのひとときの安らぎの時間だったろう。

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初ショーケースを祝して、友達や先輩たち、エル(INFINITE)、パク・ミヌ、チョ・ユヌ、チョン・イルからの「頑張れ!」「女心をつかむ笑顔でね」「すてきな思い出を作って!」などとビデオメッセージが映し出された。それを少し恥ずかしそうにハニカみながら見つめるユ・ミンギュの姿もまた初々しい。このメッセージに勇気づけられても、彼の緊張はまだ解けない。そこで、一息、深呼吸。

Q&Aでユ・ミンギュをもっと身近に感じようと次々を質問が投げかけられたが、その一問一問に誠実に答えていくユ・ミンギュだった。

Q1:デビューのきっかけは?

A1:まずモデルとしてデビューしました。20歳の時に学校を辞めて、これからどうしようと思っていたときに、姉がモデルを勧めてくれました。イ・ミンギ先輩の事務所の代表の方が僕がモデルとして出演したショーをみてくださり、紹介していただきました。そして、「イケメンバンド」「花ざかりの君たちへ」に出演させていただき、いまは大学路で「キサラギミキちゃん」の舞台に出演させてもらっています。

Q2:子供の頃の夢は?

A2:高校1年生までは国楽(韓国の伝統音楽)に携わる仕事がしたかったんです。そして、その世界で人間文化財になることが夢でした。

Q3:モデル活動をしてみての感想は?

A3:以前、韓国では筋肉質のモデルが多かったのですが、僕が始めた頃は徐々にイメージチャンジがされていた頃だったので、気楽に始めることができました。でも、モデル活動をしている途中で演技もしてみたいと思って、劇団に入りました。でも、なかなかうまくいかず、またモデルの世界に戻った時は、改めてスタートする感じで、正直、辛い時期もありました。

「イケメンバンド」はユ・ミンギュにとって、どのような作品だったのだろうか。「友情、夢を描いた作品です。今の韓国は勉強が第一ですが、それだけではなく、夢を追いかけることの大切さを描いているので、社会に反響を起こせればと思いました。僕自身も高校時代に夢を失ったので、このドラマと自分がリンクしていて、撮影時は友だちに囲まれているようで、本当に楽しかったです。」と。

その「イケメンバンド」、記憶に残っているベスト3を発表。

第1位:第16話 ハジンのドラマ出演シーンをメンバー全員でふざけながら、そして真剣に観るシーン。

セリフではなく、全部アドリブでした。僕たちが本当の友達のように話している姿が映っています。撮影の苦楽を共にしたことによって、出演者である僕たちが本当の友達だったと感じられるシーンです。監督も一番自然で良かったと驚くくらいでした。

第2位:第2話 ビョンヒがメンバーの目の前で交通事故により命を落とすシーン。

リーダーであるビョンヒがバンドの要だったのですが、そのビョンヒの死により、メンバーに変化や亀裂が生じて、ストーリーが変化していくターニングポイントになるシーンでした。そして、表情が作れないほど、すごく寒くて大変な撮影だったと記憶に残っています。

第3位:第6話 怪我をおしてステージに立つヒョンスをかばうシーン。

友情と信頼を表しているシーンだと思います。友情を感じながら撮影できました。本番でも胸がジーンとしました。ベースに関しては、キャスティングされたのが遅かったので、1ヶ月ほど練習しただけで、あとは撮影しながら、練習を重ねました。

現在、韓国ソウルの大学路で、アイドル如月ミキちゃんの一周忌に集まったファン5人が彼女の死の真相を推理するという「キサラギミキちゃん」(原作「キサラギ」2007 佐藤祐市監督)の舞台に家元役で出演中のユ・ミンギュ。「日本原作映画を見て、自分自身もオタクなので、共感できることが…、出演できたことは光栄です。元々、日本のアニメ(「ワンピース」「NARUTO-ナルト-」「バカボンド」など)やゲームが好きなので。」と話す、この日一番の笑顔のユ・ミンギュ。カーテンコールではオタ芸の独特なダンスで観客を沸かせている。2月24日まで公演中だとか。ソウルに行かれる予定の方はぜひ。そして、なんと、そのオタ芸を生披露。自ら椅子まで下げて、踊る場所を確保してのダンス!会場も拍手で一緒に盛り上がる。

EZ1_5649のコピー素顔のユ・ミンギュに迫ろうと○×クイズ。

Q1:自分は男前だと思う。

A1:× (ファンは「エ~?」と)至らない点もあって。これからもっと磨かないといけないと思っています。

Q2:ポジティブな性格。

A2:○ 運命や縁というものを信じているので。そして、今日のようにファンのみなさんとお会いすると大きな力をもらえます。特に仕事については前向きです。

Q3:メールより電話が好き。

A3:○ メールは面倒で。

Q4:セリフの覚えは早い。

A4:○ インストゥルメンタルのソウルミュージックなどを聞きながら覚えます。動きはつけず、まずはセリフだけ覚えています。

Q5:口説く時の決め台詞がある。

A5:× 自分から積極的に告白するタイプですが、決め台詞はありません。(ちょっと照れつつ)

Q6:1人で食事したり、映画を観ることができる。

A6:○ 1人で行動することに抵抗はありません。1人で旅行することも好きです。沖縄に行ってみたいです。できれば、1ヵ月かけて沖縄から札幌まで。

Q7:実はオタクだ。

A7:○ (客席からも○!)メイドカフェにも行ったことがあります。(照笑)メイドが好きなんじゃないでんすよ!アニメのキャラクターがいるので、気になっていて、行ってみたんですが…。

Q8:憧れの女優や歌手は?

A8:韓国俳優ならカン・ドンウォン先輩が好きです。アメリカの女優さんで、アマンダ・サイフリッドさんが好きです。彼女はとても綺麗なんです。(笑)

Q9:飲みすぎて記憶をなくしたことがある。

A9:○ お酒はとても好きです。これまで2回ほど記憶をなくしました。最初は20歳のころ。そして、3年前の誕生日に…バカディを15杯ほど…。みっともなくて、恥ずかしいです。(照)

Q10:今日、こんなにたくさんの人が来てくれるとは思わなかった。

A10:○ 本当に本当にありがとうございます。

一問一問丁寧に応えるその姿は誠実そのものだ。

ここで、ファンにクリスマスプレゼントとして、フォトセッションが行なわれた。モデルウォークで入場しながら、ステージを狭しとウォーキングし、ハートや愛嬌のあるポーズを取って、ファンのカメラに収まった。「オッパ、ヨギ!(ミンギュさん、こっち!)」と声があちらこちらから。

「今日は初めてで緊張していましたが、皆さんが大きな愛を送ってくれたので、僕も楽しく過ごせました。またいつか皆さんともう一度お会いできたらうれしいです。今回は歌を準備してきました。あまり上手く歌えませんが、聴いてください。」とイ・ジョクの「タヘンイダ(よかった)」。この曲はイ・ジョクの後に妻となる恋人への告白の曲だそうだ。そんなバラード曲をファンにプレゼント。低めの彼の声がさらに甘さを引き立たせる。

「ありがとうございます」と感謝の言葉を残してステージを去った。しかし、ファンはもっと!もっと!一緒にいたい!とアンコールの拍手。そのファンの思いにユ・ミンギュは再登場し、キム・ドンリュルの「タシ サランハンダ マラルカ (また愛しているといおうか)」を。クリスマスに聞きたい甘いバラードだ。

そして、カモフラ柄のロングジャケットに着替えたユ・ミンギュは「歌は下手でしたが…。でも、とても楽しかったです。今日のことは一生忘れません。ありがとうございました。」と最後の挨拶をして、別れを惜しむかのようにファン1人1人と短くても心のこもった会話をしながら、握手でファンを送った。1枚1枚丁寧にサインしたフォトカードを添えて。始終、ファンに向き合おうとする彼の一生懸命さ、誠実さがヒシヒシと伝わってきたショーケースだった。

ユ・ミンギュオフィシャルサイト http://yoo-mingyu.jp/

<プロフィール>

ユ・ミンギュ(Yoo Min-Gyu)

生年月日:1987年9月18日

身長:188cm

体重:68kg

血液型:A型

デビュー:2006年 ソウル・コレクション「BON」 デザイナー:ハン・サンヒョク

趣味:バスケットボール、ゲーム

特技:剣道(高校時代全国大会優勝)、ピアノ、チャング(韓国の伝統楽器で鼓の一種)

Japan Official site:http://yoo-mingyu.jp/

 

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