韓国ミュージカル界の次世代主役俳優として注目を集める他、ドラマ『きらきら光る』や『棚ぼたのあなた』などにも出演し、活躍の幅を広げているカン・ドンホが、11月21日、東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、『2013 カン・ドンホ ファンミーティング in 東京』を開催した。
2005年にミュージカル『秘密の庭園』でデビュー。その後ミュージカル『真夏の夜の悪夢』『グリース』『スリル・ミー』『ビューティフルゲーム』『キム・ジョンウク探し（あなたの初恋探します）』『シングルス』『宮』など多くの作品で主役を務め、そのスター性と確実な演技力を兼ね備えたカン・ドンホ。東京では初となるファンミーティングのMCに元『ずーとるび』の江藤博利を迎え、絶妙な掛け合いで会場を沸かした。
大歓声に迎えられる中、なんと客席後方から登場したドンホ。尾崎豊の『I LOVE YOU』を歌ってイベントがスタートした。「こんにちは、カン・ドンホです」と挨拶し、はにかんだ笑顔を見せると、会場からは思わず「可愛い～！」との声がかかった。
トークコーナーでは、スクリーンに映し出された写真ととも、今年の活動を振り返った。ミュージカルを始めて9年が経ち、これまで18作品に出演したというドンホ。「日本からもたくさんのファンが駆けつけてくれて本当に感謝しています」と語った。
『ハイスクールミュージカル』では、サプライズで誕生日を祝ってもらい感激したエピソードを披露。「僕は全然知らなくて。公演が終わって楽屋で演出家の先生が怒っていて、みんな神妙にしていて･･･。僕が入ったら一斉にみんなが『♪ハッピーバースデー』ってお祝いしてくれたんです！」日本のファンが誕生日に合わせて特製のタオルを贈ってくれた事も明かし、感謝の気持ちを述べた。
また、東方神起のユンホとは、“85年会”（1985年生まれで結成）の仲間でもあり、親しい関係にあるという。ユンホを通じて『SUPER JUNIOR』のメンバーとも仲良くなったとも。ユンホはビデオレターで「いつも一生懸命なドンホ。歌、演技とできないものがない人です。今日はありのままの姿をファンの皆さんにお見せすればいい。ドンホの応援よろしくお願いします」とエールを送った。ユンホの他、新作ドラマ（来年放送予定）で共演するノ・ミヌ、イ・チョンアなどからも温かいメッセージが送られ、彼の人柄を感じさせた。
ファンからの質問コーナーでは、「幼いころから背が高く、クラスの中で一番高くて女子から人気がなかったんです。それがコンプレックスだった」と明かすと、会場からは「え～！？」と驚きの声が。「高身長の割には肩幅が広いという抜群のスタイルだが洋服選びは大変では？」との問いに「全てオーダーです」との答え。これにはファンも納得の様子。愛犬「テバ」君との話しになると、目尻をさげっぱなしだ(笑)。彼の素顔を垣間見ることができ、会場は温かい空気に包み込まれた。
チョー・ヨンピルの｢Bounce｣や、自身が歌うドラマ『きらきら光る』のOST｢私の愛｣の他、その甘く美しい歌声を届け、CNBLUEのヒット曲「サランピ」｢ウェトリヤ｣では客席と1つになって盛り上がった。そして自身がしたためた手紙を朗読し「幸せな時間をくださってありがとうございます。カン・ドンホという男は本当に幸せです。これからも僕を幸せにできるように努力し頑張ります。みなさん、体に気を付けて幸せでいてください」と深々とお辞儀をしてメッセージを伝えた。
実際に身につけていた私物のプレゼントなど、カン・ドンホの思いが詰まったファンミーティングはあっという間に終演となった。
イベント終了後は、自ら袋詰めしたキャンデーを手渡ししながら握手をしてファン一人ひとりを見送り最後まで名残り惜しそうにファンとの交流を楽しんでいた。
韓国に戻るとノ・ミヌ、イ・チョンアとともに新ドラマ『そのある日、初恋がやってきた』撮影が待っているカン・ドンホ。また12月26日からはミュージカル『ウェディング・シンガー』での主演公演が予定されている。ますますの活躍に大いに期待したい。
＜セットリスト＞
M1：I LOVE YOU／尾崎豊
M2：바운스Bounce／조용필 Choyongpil
M3：「私の愛」Sparkling OST／カン・ドンホ
M4：I’m in love－ナルシャバージョン
M5：瞳を閉じて／平井堅
M6：Eric Benet－Still with You
M7：사랑빛（サランピ）／CNBLUE
M8：외톨이야（ウェトリヤ）／CNBLUE
■カン・ドンホ オフィシャルファンクラブサイト http://kangdongho-official.com/
