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2014年5月14日 02:26

ソ・ジソクが「ファンミーティング 2014」開催!~僕はチーズです!!

初夏を思わせ、少し汗ばむ季節となった2014年5月11日(日)、マリンスポーツも似合いそうなさわやかなソ・ジソクが久しぶりにファンの前に姿を現した。会場となった日経ホールは外の気温そのまま、彼との再会に熱気帯びていた。

スクリーンに「本当に会いたかったです。今日は素敵な時間にしましょう」という言葉が浮かび上がり、待ち焦がれていたファンはいまかいまかとその時を待った。

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ソ・ジソクの登場とともに流れるメロディ。この日のタイトル「With Beautiful Songs」の通りに、彼の少しハスキーな歌声が会場を包み、ファンはペンライトで応える。「好きな曲を皆さんに送りたくて・・・」と<グロリア>(2010 MBC)で相手にプロポーズをするときに歌った「僕に来る道」(ソン・シギョン)を熱唱し、「ウワ! チンチャ! アンニョンハセヨ.パンガップスムニダ.(うわ!本当に!こんにちは。お会いできてうれしいです。)」と会場を埋めるほど集まってくれた多くのファンの姿を見て感嘆をもらすソ・ジソクだった。

「本当にお久しぶりですね。こうして立っているだけで手がブルブル震えています。緊張しています。」という。その緊張感は歌からも伺えたほどだった。でも、それを彼の持ち味でもある愛嬌でカバー。また、今日は楽しい時間を作ってくれるよねというファンの期待に「ちょっとだけ…」とかわいらしいジェスチャーを交えて応える。ファンは彼と一緒に緊張し、そして癒されたことだろう。

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奇しくもイベント当日は日本では「母の日」。韓国でも数日前の8日は「両親の日」だった。「僕自身も父より母が優先です。(笑)僕の両親はチェジュ島に住んでいます。父にはちょっといい釣竿をプレゼントしました。母にはもちろん、これです、お金。(笑)」と指を丸めて見せた。「皆さんをお母さん、いやお姉さん、いやいや恋人のような存在として思っていますから!」とファンにとってはうれしい言葉が続いた。

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次々とファンへのプレゼントが送られる。次なるプレゼントはフォトタイムだ。ファンのカメラにどれだけのかわいらしく、かっこよく、すてきなソ・ジソクの姿が納められただろう?ステージを右、左に動き回り、バスケのシュート、テコンドの型、ハートマークなどさまざまなポーズをとってファンを楽しませた。

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「俳優ソ・ジソクを振り返る」として、彼のこれまでの出演作をステージの袖からソ・ジソクも一緒に振り返った。<愛の選択~産婦人科の女医~>(2010 SBS)、<グロリア>(2010 MBC)、<manny~ママが恋したベビーシッター>(2011 tvN)、<愛してもいいんじゃない>(2013~2014 MBC)、<恋愛の技術>(2013 イ・スソン監督)と…。

2001年に<愛しなさい希望なしに>(KBS)でデビューをしたソ・ジソクはこれまで14年の俳優人生のなかで数々の作品に出演し、さまざまな役を演じてきた。ファンは「この役が一番彼に合ってる!」「こっちの役の彼が好き!」といろいろと思いはあるだろう。それらは彼にとってどのような記憶に残っているのだろうか。

「<愛の選択~産婦人科の女医~>のワン・ジェソクが一番好きな役です。医療ドラマは初めてでしたし、医者の役も初めてでした。不妊治療専門の医者の役だったのですが、手術シーンは放送では5分程度でも実際の撮影は15、16時間手術室から出られないようなこともありました。そして、専門用語が多く、大変でした。役作りのために実際に医師に会って、そして、出産にも立会い、多くのことを勉強しました。学生のときはスポーツばかりしていたので、人生のなかで一番勉強したほどです。(笑)今でもインターネットで検索するほど、思い入れがある作品であり、役でした。役から抜け出すことも時間がかかったんです」

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「<グロリア>のイ・ガンソクは、御曹司でありながら、2人の母を持ち、実母とは一緒に暮らせないという辛い人生を歩む役でした。その苦悩を眼差しで表現することに苦労しました。」「(その眼差しをファンにむけて再現してというお願いに)今日は皆さんとお会いできて気分が良いので、ちょっとその眼差しはできないです…。ごめんなさい」「共演のペ・ドゥナさんはすばらしい女優さんで、息がぴったり合った方でした。普段は台本を家に持ち帰ったりして覚えていますが、この作品では現場に早く入って2人で合わせて覚えていたことを思い出します。彼女と僕の間で感じられることをそのまま投影した作品です。」

「<mmany>のキム・イハンはドラマの題材となるのが初めてといっていいほどの男性のベビーシッターという役柄でしたので、台本を受け取ってから5分もしないうちに無条件で出演を決めました。僕の好奇心がかき立てられたんです。子供たちとの共演は元々子供が好きなので、一緒に遊んだりしていました。もちろん、撮影は大変でしたが、楽しい時間でした」「(今日集まってくれたファンを小さな女の子としてベビーシッターをするなら?というむちゃぶりにも笑いながら)小さい女の子なんですよね。(笑)一緒に海に行って、ゲームをしながら、キャンプファイヤーをしたり、夕食を食べたいですね(笑)」

「<愛してもいいんじゃない>は最近まで撮影してきた作品です。50話だったので、楽しくとも長かったなぁと思います。財閥2世でありながら、シェフとして自分の夢を追い、両親と確執が生まれる作品でした。でも、幅広い世代に観ていただけた作品になりました」

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「<恋愛の技術>ではフィリピンでのオールロケで、主演の僕と女優2人以外は現地でキャスティングをしたんです。だから、言葉も通じず、苦労しました」「僕自身、結構もてるんです(笑)だから、いつも美女から誘惑があるんですよ(笑)」「残念ながら、カットされてしまいましたが、スキューバダイビングシーンではガイドとうまくコミュニケーションがとれず、水面に上がりたいのにもっと潜るように押され、もう少しで死にそうになったんです。でも、彼の手を押しのけて水面に上がりましたけど…」と海外ロケならではのエピソードを披露した。

「<19歳の純情>(2006 KBS)は<愛の選択~産婦人科の女医~>と並んで、僕にとって重要な作品です。ソ・ジソクという俳優を世に送り出してくれた作品でしたから。デビュー作ではないものの、8年ほど前の作品を今見ると演技も下手で恥ずかしくなりますが、大役だったので、思いで深い作品です」

これまでさまざまな役を演じつつも、どちらかというと財閥の御曹司の役が多いソ・ジソク。その理由はなんだろう?本人もわからないという。ファンは「かわいいから!」「上品だから」と彼の本質を突く回答を出す。彼自身も知らない彼をファンは知っているのだ。

これからもいろいろな役を演じていくだろう。ファンもパイロット、警察官などを演じる彼を観てみたいとおねだり。「僕の子供の頃の夢はパイロットでしたし、きっと制服の警察官も似合うと自分でも思います」「もっと勉強して時代劇にも挑戦したいと思います」と熱い意気込みも語った。そのときに足をブラブラさせるなどお茶目なこともしながら…。そんなところが彼の魅力でもある。

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ソ・ジソクには3つの好きなものがあると言う。「演技」「スポーツ」「音楽」。

「演技」はドラマや映画でファンは俳優ソ・ジソクとして目にすることができる。では、シンガー、ソ・ジソクはどんな音楽が好きなのだろうか?

「特定の歌手が好きということはありませんが、1990年代のちょっと古い感じの曲が好きですね。洋楽もカントリーも好きです。どちらかというとスローな曲が好きで、おじいさんのような曲が好きです(笑)」「以前、日本で聴いた曲のなかで「また君に恋している」(坂本冬美)がすごく気に入りました。リメイクもされているんですが、原曲が一番良いですね。「つ」の発音が難しくて、オープニングから「つ」の連続で…。もっと練習して自信がもてたら、皆さんに披露します!」と少しアカペラで口ずさみながら…。次回を期待しよう。

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「僕の気持ちです」とファンをドギマギさせるような言葉をフリに「すべて捧げる」(チョ・ギュマン)をファンにプレゼント。ファンは歌詞に、そして、彼の歌声にうっとり。そんなファンの一途な視線がソ・ジソクが緊張させたのだろうか。歌詞が飛んでしまうハプニングも。でも、そこは彼の機転で切り抜ける。投げキッスという機転で。「皆さんにすべて捧げるつもりで歌ったんですが、捧げ過ぎて声が出ませんでした。その代わり、心を捧げました!」と。

彼の好きなものの最後の一つ「スポーツ」。「ソ・ジョーダン」、「エア・ジソク」という異名まで得る抜群の運動神経はバラエティ「芸・体・能」(KBS)で発揮されている。「演技は用意された台本があり、準備してカメラの前に立ちますが、バラエティはリアリティがあって、緊張感があり、ワクワクします」と評する。プライベートでも芸能人バスケチームを作るだけあって、その技は圧巻だ。そして、テコンドの型でジャンプし、板を蹴り割る姿もまた見る人を魅了する。ステージでもテコンドの型を披露しながら「ジャージなら皆さんのところまで飛んでいけるし、天井まで足が上がるんだけどなぁ。残念」と。「自宅のクローゼットは90%ジャージなんです。お気に入りのジャージは3,4着買って、取り替えつつ毎日着ていると周りの人は同じジャージを着ているかのうように思うんです。匂いませんよ!(笑)」と自分をクンクンするような素振りをしつつ、お茶目なコメントを残す。

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抽選で4名の幸運なファンは直接ソ・ジソクに質問を。「よく聞こえないから直接僕が近くに行って聞いてみます」と会場に下りて、ファンのそばに。途中、「後ろの方にもご挨拶できるように」と会場を一回りした。ファンはドキドキどころか心臓が止まりそうだったことだろう。「僕が病院にお連れしましょうか?」とからかってみたりしながら、楽しい質問タイムが繰り広げられた。なかでも「僕をとろけさせるように愛して、愛させて」という意味合いで新婚の奥様から「チーズ」と呼ばれているとか、自分自身、料理はできないけど、1回だけ撮影現場でわかめスープを作ってプレゼントしたとか、奥様の手料理では何が好きかという質問には「チーズ!いやチゲがおいしい!!」と即答。左手の薬指に光る指輪と照れながらのおのろけにはファンは悲鳴を上げた。そして、母の日にちなんでファンに赤いカーネーションをプレゼントした。

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「いつもお会いしたいという気持ちはあってもなかなか叶いませんでした。今日は手紙を用意してきました。僕の心や皆さんの心に残るように…」発声練習をしてから、「皆さん、今日は僕のために集まってくださり、ありがとうございました。久しぶりに直接お会いできてうれしかったです。母の日できっと予定がおありだったことでしょう。遠くから来てくださった方もいると聞いています。惜しみない愛をいつも僕に下さっているのに、お礼もできず…。本当に感謝しています。愛しています。皆さんにとってもっと身近な存在になれるよう俳優として頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。日本のファンの皆さんは僕にとって、見守ってくれる母親であり、愛情をもって意見してくれる姉であり、幸せにしてくれる恋人です。皆さんのご期待にそえるような俳優として成長していきたいと思っています。暑い夏がやってきますが、どうぞ、お元気で。またお会いしましょう。約束ですよ」

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そして、「君だけに」を最後にプレゼントした。「はじめてお聴きになったと思います。皆さんを思う気持ちを込めた曲として知人に作ってもらいました。もっと練習して完成させてからまた皆さんにお聴きいただきたいと思います」とファンへの温かい思いを語るソ・ジソクに、ファンは「ジソクシ!コマウォヨ!サランヘヨ!」とサプライズメッセージをプレゼント。韓国語のファンの言葉に「練習したんですか?100回、1000回、10000回聞いてもうれしい言葉です。

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コマウォヨ、サランヘヨは。僕が皆さんに言うべき言葉なのに、ありがとうございました。大きな力になりました。僕を本当に友達のように、姉のように、恋人のように愛していただき、ありがとうございます。感謝しています。もう一度ありがとうございました。これからも頑張っていきます。帰りたくないなぁ。帰らなくてもいい?本当にありがとうございました。」とファンと名残惜しそうに別れを告げた。そして、ファンからは大きな拍手が送られた。

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彼の笑顔やジョークやかわいらしいジェスチャーに明るく楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。彼の最後の言葉「帰りたくない」。彼もファンもこの一言に尽きることだろう。でも、次の再会を約束して握手会をもって、ソ・ジソクはファンを見送った。

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