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韓国ミュージカル「女神様が見ている」開幕!女神様は客席にいます!

2014/9/25 10:12

取材 2014.09.20/記事・写真 RanRan Entertainme

舞台写真提供 アミーズ

 

2014年9月20日(土)韓国ミュージカル「女神様が見ている」の初日を迎え、世田谷パブリックシアターにて観劇と取材会が開催された。

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本作品は、「ソウル・ミュージカル・フェスティバル」(2012)にて、最優秀作品賞を受賞、「第19回韓国ミュージカル大賞」(2013)にて、最優秀脚本賞を受賞、また2013年の初演ではチケット入手が困難なほど人気を博し、公演終了後わずか3ヵ月後に4ヶ月のロングラン公演が決定した話題の創作ミュージカル。

捕虜を護送中に嵐に見舞われ無人島にたどり着いた南と北の兵士6人。故障した船を直すことができるのは、精神を病んだ北の兵士スンホだけ。島にいる女神様の作り話を信じ、女神様のためなら願いを聞くスンホに船を修理してもらうため、他の兵士たちがタッグを組んで「女神様が見ている大作戦」を敢行することになる。そんな中、目に見えぬはずの女神様にある兵士は、初恋の相手を思い出し、またある兵士は年老いた母親を、そして、大切な妹を思い出す兵士も。いつしか、女神様に癒され、友情のようなものが芽生え始める兵士たちに運命の日が訪れる・・・というストーリー。

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辛く悲惨な戦争という題材を扱いながら、ユーモアとハートフルなエピソードで、見る者に笑いと涙を与えてくれるヒーリングミュージカルといった内容と、息の合った演技を見せるキャストの熱演に、客席からは時折大きな拍手が沸き起こり、また、感動して涙を流す観客も多く見られた。

カーテンコールでは、スタンディングオベーションの中、晴れ晴れとした表情のキャストが登場し、再び会場は熱気に包まれた。

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終演後に開かれたマスコミ向けの取材会は、ファンが見つめる中進行され、活気溢れる取材となった。キャスト7名全員がステージに登壇、フォトセッションの後、自己紹介があり(掲載済み記事を参照下さい。http://ranran-entame.com/eventrepo/31651.html)

それから記者の質問に答える時間となった。

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「あなたにとっての女神様は誰ですか?」という質問に「この作品に携わってから一番多く受ける質問なんですが・・」と笑いながら、スンホ役のチョン・ソンウは「この世に自分が存在する理由、そして、がんばれる原動力になっている両親です。一人っ子なので両親と自分だけの家族ですが、お互いの仕事が忙しくてなかなか顔を合わせられなかったりもします。でも、二人がいるから自分もがんばれると思います。」と両親に対する感謝と愛情を語った。

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「年齢を重ねるごとに、自分に近い存在である家族だと思うようになりました。そして、友達や、もっと広い意味で言うと、自分に今まで関わった自分が愛した人たち、自分を愛してくれた人たち、自分と縁と所縁を持ってくれた人たちすべてが女神様のような気がします。」(女神役のソン・ミヨン)

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「同じようなことになってしまいますが、マネしているのではなく、やはり自分に近い存在である家族だと思います。何か嬉しいことがあったり、悲しいこと、辛いことがあったりすると、真っ先に思い浮かぶのは両親の顔だったり、子供の顔だったり、兄弟だったりします。」(南の隊長・ヨンボム役チョ・ヒョンギョン)

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「どうしよう・・・私も家族なんですが(笑)。あと、自分が美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、そういう日常で出会う人たちも大切です。その中でも一番大切なのは家族だと思います。」(南の兵士・ソック役アン・ジェヨン)

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「私ももちろん家族なんですが、今、ソウルにいる妻と2歳になる娘です。無人島に行ったら彼女たちを一番先に思い出す大切な存在です。・・・既婚者です。既婚者。(なぜか繰り返す)」(北の隊長・チャンソプ役ジン・ソンギュ)

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「ここ数日間、離れてみて改めて家族の存在、家族は大切だと思いました。それと同時に、今、このキャストたちが一緒にいるからこそ演じることができるので、今周りにいる仲間たちも自分にとっての女神です。」(北の兵士・ドンヒョン役ユン・ソクヒョン)

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「女神様は時と場合によって変わりますが、今、一番自分にとっての女神様は客席にいらっしゃるお客様です。たくさんの女神様に会いたいので、今いらっしゃる女神様たちが、ぜひまた別の女神様を連れて見に来てくださればと思います。」(北の兵士・ジュファ役チュ・ミンジン)

「時代背景が1952年ですが、それから60年経った今も分断が続いていることについて、キャストのみなさんはどのように思っていますか?また、南北の兵士を演じるに当っての役作りは?」という質問については、北と南の兵士から一人ずつが答えた。

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まず北の隊長を演じたジン・ソンギュは、「歴史的な背景がある話ではありますが、人間ドラマ、人間同士の話だと思っていますので、例えば、自分が敵対する人や、関係の悪い人と無人島に流されたとしても、この話のような関係性を作り上げるのではないかと思います。そういう思いを持って、この作品を作りました。また北の兵士4人は、北出身の方で南に帰化された方たちの言葉を研究して、まず言葉づくりから始めて、そこから役に入って行きました。」と答えた。

南の隊長を演じたチョ・ヒョンギュンは「1952年の朝鮮動乱と言われることについては、ネットで検索すれば簡単にすぐ出てくる位に小さい争いではなく、すごく大きな争いでしたが、望んで起きた争いではありません。今でも資料がたくさん残っていますし、歴史的背景も見えたりしますが、この話の中で無人島に流されてきた兵士たちも自分たちの意思ではなく、国と国の対立によってそういう状況に置かれてしまいました。そこで、人間同士どういう触れ合いがあったか、どういう行動を取ったかという話です。歴史的背景はありますけれども、人間ドラマとして作品作り、役作りに臨みました。」と自らの考えを語った。

「キャストのみなさんが、息ピッタリのように見えますが、練習以外でも食事に行ったりお互いに役柄や作品について話し合ったりする機会はありましたか?」という質問には、「稽古になると大体12時間位一緒にやりますので、家族みたいな存在になります。」「ソウルで上演されたメンバーから選ばれた精鋭部隊なので、息ピッタリと自信を持って言えます。」とチームワークの良さをアピールした。また、日本に来てからも、稽古もするが一緒にご飯も食べたり、日本の街を散歩したり、寝るとき以外は一緒にいるそうで、ますます阿吽の呼吸となっているに違いない。

軍隊の経験について聞かれると「2年行って来ました。」というチョン・スンウを始め「私は歳が行っているので、2年2ヶ月行きました。」というジン・ソンギュなど全員が兵役を終えているとのこと。最後に「女神様は3年海兵隊に行っていたので、強いですよ。」と冗談が飛び出した。

初めて日本に来たというキャストに、日本に来てみて印象的だったことを尋ねると、まずは「酒」「弁当」「鳥のハツ」と美味しいものに巡り合った喜びの声が上がった。女神役のソン・ミヨンは「街が清潔でかわいくて、そんな街を自転車が通り過ぎていく風景が印象的でした。」と女性らしい感想を口にした。また他にも「車のクラクションをまだ聞いていない」や「人々がルールをよく守っている」といった面白い視点のエピソードもあった。

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見どころについての質問には「悪い役のキャラクターですが、『将軍様は生きている』~『女神様が見ている』というナンバーの流れで、船が早く直ると聞いて喜んで浮かれて、自分では気付かないほど踊ったりポーズを取ったりしています。それ以外は重い雰囲気が多いので、そういう意外な面を見てもらえたらと思います。」(北の隊長役ジン・ソンギュ)「舞台に登場しない時間が結構あるので、袖から舞台を見守っていますが、どのシーン、どの瞬間もなくてはならないものだと思います。作品全体を見て、感じて頂いたことが重要なポイントだと思います。」(女神役ソン・ミヨン)などの話があった。

最後にキャストを代表してジン・ソンギュが「日本で公演できることが、とても光栄です。韓国のお客様に届けたのと同じ感動を日本の皆様にもお届けできるようにがんばりますので、多くの皆様にたくさんの関心を持って頂きたいと思います。本日はどうもありがとうございました。」と挨拶があり、取材会は幕を閉じた。

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ミュージカル「女神様が見ている」

9月20日より10月5日まで東京・世田谷パブリックシアター(三軒茶屋駅前 キャロットタワー3階)で公演。

主催:アミューズ、韓流ぴあ、キョードー横浜

企画制作:アミューズ、ヨヌ舞台

公式サイト: http://www.megamisama.jp/

 

 

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