2014.12.13 取材・記事/RanRan Entertainment
写真提供/韓流ぴあ
「京城スキャンダル」「コーヒーハウス」などのドラマ主演で、日本でも根強い人気の俳優カン・ジファンが2014年12月13日(土)に日比谷公会堂にて、『カン・ジファン Christmas Special Event in TOKYO 2014』と題したファンミーティングを行い、久しぶりの日本公演を待ちかねたファンで会場は熱気に溢れた。
当日は1部、2部の2回公演が行われた。
〈第1部 Memoryイベント〉
会場にはツリーが飾られ、一足早いクリスマスを感じられる舞台設定。舞台中央の大スクリーンに、控え室でスタッフと気合いを入れているジファンの生の姿が映し出されると、会場のファンからは既に黄色い声援が!MCからの呼び込みで、「約1年半ぶりの登場です!カン・ジファンさんです!」の声と共に、舞台にジファンが真っ赤なクルーネックシャツ、サングラスにオレンジのスニーカー姿で登場すると、更に大きな歓声が起きた。そして改めて挨拶をMCから促された際に、待ちきれないファンが「キャー!!」と大きな反応をすると、
ジファン:「こういう反応とても好きです!」とファンの大きな歓迎にご機嫌のジファン。サングラスをはずしてファンに顔をよく見せながらまずは日本ファンへ挨拶。
ジファン:「僕が1年ぶりに日本に来ましたが、皆さんがどれだけ歓迎してくださるか、とても心配でした。飛行機には韓国の他のアイドルと乗ってきたのです。日本に到着したときにアイドルのファンだけで、僕のファンがいなかったらと、とても心配でした。空港に来てくださった方は手を挙げてください。(ファンがたくさん手を挙げると)ありがとうございます!本当に歓迎してくださると気分が良いです。」
ジファンの挨拶の後、トークコーナーが始まった。
現在、スカパー衛星劇場で火曜23:00~2話ずつ放送されているドラマ「ビッグマン」のハイライトシーンをスクリーンで見た後にジファン本人から見所などが語られるというコーナー。ハイライトを見終わったジファンから「今、日本で放送されていますか?面白かったですか?今、何話まで進みましたか。」と会場のファンに語りかけるように逆に質問。客席から「面白かったです~!今は8話まで。」と答えが返ると、ネタバレしないように前半部分についてジファンからのドラマのおすすめのコメントがあった。
ジファン:「久しぶりに映像を見たのですが、面白いな~と思いました。約1年前に韓国では放送されましたが、日本では今放送されているのですね。このドラマは、何のとりえもない男がリーダーになっていくというドラマです。」
―7話での自転車で子供のように泣きながら転ぶシーンはどうでしたか―
ジファン:「元々あのシーンは台本には無かったのでアドリブで演じましたが、その際に足首を怪我をしてしまって大変でした。」
―アクションシーンも全部ご自分でなさっていますか―
ジファン:「はい、身体がいうことをきくうちは自分でしています。」
―キム・ジヒョクという役をしていかがでしたか―
ジファン:「良かったですよ(笑)。すみません・・・ビッグマンの話をしているのですが、先程から自分の前にあるモニターに自分の顔が映っているのですが、凄く肥ってしまっているように見えて・・今ドラマの話をしなければならないのですが、凄く気になってしまって・・・(笑)」(ファンからそんなことない!との声)
―今後の見所をお願いします―
ジファン:「このドラマは、韓国で回を重ねるほど視聴率を上げていったドラマなのです。最初は最下位でしたが最後には1位になりました。(大きな拍手が)おそらく最後まで見てくだされば、なぜ視聴率1位になったかわかると思います。どうか最後までご覧になってください。」
次にファンとの触れ合いコーナー「ジェスチャーゲーム」が行われた。ルールは客席を3つのグループに分け、しりとりをしながらジファンがゼスチャーするのを見て、ファンがいくつ当てることができるかを競い、勝ったチームから3名にプレゼントが当たるというゲーム。
Aチームはカウボーイ、まり、スキー、キムチなどを正解させ7ポイントGET。Bチームはりんご、ゴリラ、らっぱ、パスタなど正解で6ポイント。Cチームは船、ねこ、コーヒーハウス、すいか、メイク、くるくるなど正解で7ポイントGET。途中ジファンがパスをしてしまったりして、予想外の流れになったりしたので「出題がしりとりになっていないですよ~、でも僕がジェスチャーしていないのにコーヒーハウスとか、何故わかるのですか?凄いです!僕がバラエティに出ないわけがわかりますよね(笑)」と独特のジファンらしいコメントして会場の笑いを誘っていた。
勝利したA、Cチームから3名が抽選で選ばれ、ジファンの背中首元にあるタトゥと同じ文字のジファンの本名である『趙』の字入りのぬいぐるみがプレゼントされた。説明のためにジファン自らが後ろ向きになり、セクシーなタトゥを会場のファンに見せる大サービスもあり、またまた黄色い声援が飛んでいた。
イベントタイムの後はライブコーナーへと移行。バンドメンバーが楽器へグムでボサノバ調の曲を披露したり、スタンダードナンバーの歌唱や、韓国の伝統的な民族衣装で歌を4曲披露の後、カン・ジファンが真っ白なシャツに衣装を変えて登場。
『愛したけれど』『クリスマスキャロル』『熱い愛』を熱唱し、その中でもクリスマスのプレゼントとしてジファン自らが1階の客席に降り、花をプレゼントして周るというコーナーも設けられ、寒い12月に心温まるファンとの再会の喜びを実感していた。イベント終了後にはファンとのハイタッチが行われ第1部は幕を閉じた。
カン・ジファン挨拶
「皆さんと久しぶりにお会いできて嬉しかったです。この後ハイタッチ会で、短い時間ではありますが、皆さんと目を合わせて素敵な時間にしたいと思います。ファンミーティングのためにたくさん準備して来ましたが、ミスもあったりして、不安でしたが大丈夫でしたか?もうすぐクリスマスですよね。皆さんは何をしますか?今回私は年末にいいことがあります。ついに僕が住む家を買いました。俳優生活を10年以上して、お金を貯めて住む家を買いました。このファンミーティングが終わったら引っ越します。クリスマスはそこに住んでいるので、皆さんと過ごせない分、ツイッターに載せるので楽しみにしていてください。」
シリアスな表情の中に見せるコミカルな演技が魅力のカン・ジファン。これからも益々活躍を期待したい!
セットリスト
1.Black orpheus(ヘグム)
2.Fly me to the moon(キム・ジンウク)
3.絆(チョ・ヨンジュ)
4.お花(キム・ジンウク)
5.愛したけれど(カン・ジファン)
6.Xmasキャロル(1.White Christmas、2.Feliz Navidad)
7.熱い愛(カン・ジファン)
ーアンコールー
愛したけれど(サビ)