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2013年7月19日 13:40

最強のエンターテイメント・ムービー『ローン・レンジャー』8月2日全国公開!!

ジョニー・デップ

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「パイレーツ・オブ・カリビアン」の製作&監督最新作

最強のエンターテイメント・ムービー、日本上陸!

世界を救うのは、正義か?復讐か?

この夏、最強のエンターテイメントが日本を撃ち抜く!

LR_ポスター入稿

この夏、ジョニー・デップと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフが贈る最強のエンターテインメント・ムービーが日本上陸!死の世界から正義のために甦ったヒーロー、ローン・レンジャーと、復讐に燃える戦士“トント”──何もかも正反対な2人が聖なる力に導かれ、ハリウッド史上最も不釣り合いな“ヒーロー・デュオ”として巨悪に立ち向かう。息をのむアクション、謎に満ちたストーリー、時にコミカルで最高にクールなキャラクターたちが織りなす、空前のアクション・アドベンチャー超大作である。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作で世界中を席巻した、製作:ジェリー・ブラッカイマー、監督:ゴア・ヴァービンスキーのゴールデンコンビが、満を持してジョニー・デップと再タッグを組み、新たなるハリウッド伝説を誕生させる。ジョニーが挑むのは、復讐に燃える“悪霊ハンター”のトント役。ジョニーの真骨頂と言える奇抜なメイクで、スピリチュアルな力を持つミステリアスな戦士を演じている。トントが死の淵から甦らせた正義のヒーロー、ローン・レンジャー役に、「ソーシャル・ネットワーク」「J・エドガー」など大作出演が相次ぐハリウッド期待のホープ、アーミー・ハマー。また、義足に銃を仕込んだ勝気な女性レッド役を、「英国王のスピーチ」「レ・ミゼラブル」のヘレナ・ボナム=カーターが演じる。

<STORY>

 少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。

 果たして、最後に世界を救うのは、正義か?復讐か?

メイン

<ジョニー・デップ キャラクター誕生秘話>

誰もが知っている孤高の海賊 ジャック・スパロウ

 初めてジャック・スパロウが我々の前に登場したのは『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)。怠け者でいかにも信用できそうにない男。しかし、その反面で、どこか崇高で精神の輝きを感じさせるキャラクターだ。

 脚本から様々なインスピレーションを得たジョニーがこの役のモデルに選んだのは、ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ。既成のルールに縛られるのを嫌う海賊は、「今の時代で言えばロックスターのような存在」というのがジョニーの解釈なのである。

“ジャック・スパロウ以来のはまり役”と言われたマッドハッター

 ジョニー・デップとティム・バートンがタッグを組み、「不思議の国のアリス」のその後を描いた『アリス・イン・ワンダーランド』(10)。この中でジョニーが演じたのが、謎多き帽子職人=マッドハッターだ。

 このキャラクターを演じるにあたって、ルイス・キャロルの原作からリサーチを始めたジョニーは、原作に出てくる<“M”ではじまる言葉>に興味を持つが、その暗号のような言葉の種明かしは原作の中には見つからなかった(“Time Out Londonのインタビュー:2010年掲載”より)。その後、帽子職人のことを調べたジョニーは、「19世紀の帽子職人の多くは、糊の代わりに水銀を使っていたために中毒症状に陥っていた」という見聞から、“M”はMercury(水銀)の頭文字なんじゃないかと結論付けたと、映画.comのインタビュー(2010年掲載)で語っている。 マッドハッターの奇抜なメイクや行動は、ジョニーなりの“水銀による影響”の解釈なのかもしれない。

 また、ジョニーはTime Out Londonの同インタビューで、「マッドハッターの役作りでモデルにした実在の人物がいる。」と語っているが、「それを知ったらその人が気を悪くするかもしれない」という理由でその人物については明らかにしていない。しかし、『アリス・イン・ワンダーランド』を観た多くの人の目に留まった<前歯の隙間>に関しては、「初めからイギリス人コメディアンのテリー・トーマスの隙っ歯を思い描いていた」と明かしている。

ジョニー・デップが、新たに生み出したキャラクター、トント

 トントの写真が公開されるいなやキッスやマリリン・マンソンを参考にしたのでは?との憶測が飛んだジョニーの真骨頂と言える奇抜なメイクにも秘話がある。実際は、ネイティブ・アメリカンの肖像画を専門とする画家、カービー・サトラーの作品「I AM CROW」からインスピレーションを得たとジョニー自身がエンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューで語っている。比較しても明らかなように、白塗りに縦縞の線を施したメイクや耳飾りなどは酷似。しかし、カラスを頭に乗せたのはジョニー独自のアイデアだ。「I AM CROW」では人物の後ろをカラスが飛んでいる構図だが、ジョニーは、カラスを<スピリチュアルなガイド>として頭に乗せることを思いついたという。「他人には死骸に見えるだろうが、トントにとっては死んでいない、生き生きとした存在なんだ」。(同インタビューより)

カービー・サトラー

 ウィスコンシン州出身。2歳の時にコロラド州に移住。西アメリカの中でもネイティブ・アメリカンの伝統や歴史が色濃く残る地域で幼少期を過ごし、その影響を受ける。その後、アートや音楽、ダンスを通してネイティブ・アメリカンの文化を学ぶと同時に、既存の絵画技法に頼らず独自の手法を作り上げた。

 カービー・サトラーが作品を描く時に何より優先しているのは、ネイティブ・アメリカンの精神的な崇高さや敬虔さを捉えることだ。その結果として、彼らの慣習や文化が反映される。石、編み込んだ草、動物の体の一部、鳥の羽根は、極めて原理的な意味で、ネイティブ・アメリカンの本質を持つ物だと信じられている。「私はこの絵を見る人に対して、こうした神聖な物品が、身につけている人にとって何を意味するのかを伝えようとしている。しかるべき儀式や祈祷のもとに創られた物には、個人の思いがのりうつる。」とサトラーは語る。つまり、それらは装飾品である以上に、内なる自然界とのつながり、そして、彼ら自身のアイデンティティーの表現なのだ。

 サトラーの作品は、下絵に幾重にもペイントを重ねる丹念な手法によって完成する。それによって、キャンバスは上質な質感を増し、「羽が動くのではないか」と思わせるほどのリアリティを感じさせている。サトラーは、ひとつの作品に非常に時間をかけるため、毎年極めて限られた数の作品しか制作していない。

「I AM CROW」

“I AM CROW”はアーティストの永遠のテーマである北米ネイティブ・アメリカンと自然界との関係性を表した作品。ネイティブ・アメリカンの伝統において、人々は自然を通して神(創世主)と交流していた。動物には神秘的な力があり、人間と超自然的な力の架け橋の役割を果たしていた。この作品は、カラスとともに描かれることで、形而上学的な力との超越した融合を望んでいることを象徴している。

【参考資料】KIRBY SATTLER FINE ART REPRODUCTIONS

<「ローン・レンジャー」を知る>

■「ローン・レンジャー」の歴史

  「ローン・レンジャー」とは、西部開拓時代のアメリカを舞台に黒マスクに素顔を隠した正義のヒーロー<ロー

ン・レンジャー>が、相棒の先住民<トント>と愛馬<シルバー>と共に悪と戦う西部活劇。アメリカで

1933年に連続ラジオドラマとして放送が始まるやたちまち人気を博し、その後コミックブック、映画、テレビ

ドラマへと発展した。

  1929年から始まった大不況で人々の心が沈んでいた1930年代のアメリカにおいて、黒マスクのヒーローが勇敢に悪を退治していく姿は、大人のみならず子供たちまでを魅了し、<ローン・レンジャー>はアメリカのテレビ史上に輝くヒーローのひとりとなった。

■テレビシリーズ

  連続ラジオドラマのヒットによって人気が普及した「ローン・レンジャー」。しかし、今日の「ローン・レンジャー」のイメージを決定づけたのはなんといってもテレビドラマ(1949~1957年、全211話)の影響が大きい。

子供たちまでをも巻き込むほど人気を博したのにはいくつかの理由がある。

   ●ローン・レンジャーのシンボル、黒マスク

     “黒マスク=悪人”というイメージを覆した<黒マスクのヒーロー>。このミステリアスな設定に、子供たち

     は夢中になった。

  ●相棒トントと愛馬シルバー

     「ローン・レンジャー」テレビシリーズには、それ以前のドラマにはなかった新しい設定が多い。

     相棒トントは先住民。敵対する間柄として描かれることが多かった先住民と深い信頼関係で結ばれている

     という設定は斬新だった。また、西部劇に馬はつきものだが、西部劇ヒーローは数あれど、シルバーのよう

     な愛馬がセットになっているのは「ローン・レンジャー」だけである。

  こういった新鮮なコンテンツと共に当時の時代背景も相まって、「ローン・レンジャー」は単なる人気ドラマに終わらず、流行語を生むほどの社会現象となっていった。

■“ローン・レンジャー”の由来

“ローン・レンジャー”という呼び名は、テキサス・レンジャーが悪の一味に襲われた時、

奇跡的にひとりだけ生き残ったジョン・リードに対してトントが言った言葉から生まれた。

You are alone now. Last man. You are lone ranger.

あなたはひとりになった。最後のひとり。あなたはひとりのレンジャーだ。

■日本でも大流行

  日本でテレビ放送が始まって以降、テレビ各局は1956年から積極的にアメリカなどの外国ドラマを買い付けた。その後、1957~59年にかけて、相次ぐ地方局の開局と放送時間の拡大から、良質で継続的なコンテンツの需要が高まり、外国ドラマ全盛期に入る。「ローン・レンジャー」はまさにその全盛期の1958年から6年に亘って日本語吹替版が放映された。

  当時は、輸入ドラマを順番通りに放送する習慣がなく、「ローン・レンジャー」も不規則な順番で放送されていた。そのせいか、ストーリーを楽しむより先に、その象徴的なアイテムやセリフの“かっこよさ”から人気に火がつき、アメリカと同様に、「キモサベ(=友、相棒)」、「ハイヨーシルバー!」は流行語となり、子供たちは自作や駄菓子屋で買った黒マスクをつけてローン・レンジャーになりきり、西部劇ごっこに興じていたという。

【参考資料】    「ローン・レンジャー TV版 DVD-BOX」(発売元:角川映画株式会社)解説ブックレット

                   The Internet Movie Database – The Lone Ranger (1949-1957)

                   「スクリーン」1991年4月号 河合弘市氏/キモサベ社中・是枝正彦氏ヒアリング

                   町田忍「昭和なつかし図鑑」(講談社)  米澤嘉博・式城京太郎「2B弾・銀玉戦争の日々」(新評社)

                   三宅裕司「ぼっ!ぼっ!ぼくらはテレビ探偵団」(祥伝社)  文責:高野光平 茨城大学人文学部准教授

<CHARACTER & CAST PROFILES>

“聖なる力”で甦った堅物ヒーロー

ローン•レンジャー

「悪に支配された世界を救う―正義のために」

  その素顔は、“正義”と法を守ってきた検事ジョン・リード。

  兄を殺され、自らも瀕死の状態となるが、トントの持つ不思議な力によって甦る。トントと共通の敵を

  追うが、復讐に燃えるトントに対し、法に基づく正義を求める。強大な敵の目を欺くため、兄の形見の

  皮のベストから作ったマスクで素顔を隠し、孤高のレンジャー=“ローン・レンジャー”となる。

外見:黒いマスクに、白いカウボーイ・ハット。

   胸につけた星型のレンジャー・バッジは正義の印。

武器:拳銃、銀の銃弾

                  * * * * *

最強スタッフに選ばれしセレブスター アーミー・ハマー

オーランド・ブルーム同様、ジェリー&ゴアの最強スタッフに選ばれたニューフェイス。

1986年8月28日、アメリカ、ロサンゼルス生まれ。テレビドラマ出演を経て、“My Friend Flicka”(06)で映画デビュー。その後『ソーシャル・ネットワーク』(10)の双子のウィンクルボス兄弟を演じて注目され、トロント映画批評家協会賞助演男優賞受賞。『J・エドガー』(11)では、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公エドガーの片腕にして“愛人”、クライドを好演。『白雪姫と鏡の女王』(12)では王子に扮するなど次々と注目作でメインキャストを演じ、本作ではタイトルロールを獲得。父であるマイケル・アーマンド・ハマーは、アーマンド・ハマー財団のCEOで、Knoedler Publishing、ハマー・プロダクションズを含む数社を所有。オーラルロバーツ大学の理事会のメンバーでもある。また、曾祖父は石油王のアーマンド・ハマー。今、世界が最も注目するセレブスターだ。

“聖なる力”を操る悪霊ハンター

トント

「友(ルビ:キモサベ)よ、マスクをつけるのだ─復讐のために」

  “最後の悪霊ハンター”にして、スピリチュアルな力を持つ戦士。

  少年時代のある忌まわしい事件のせいで深いトラウマを抱え、かつて彼の仲間に災いをもたらした

  巨悪への“復讐”に燃える。復讐を果たすパートナーとして瀕死のジョンを“ローン・レンジャー”として

  甦らせるが、正義と法の力を信じるジョンとしばしば対立する。

  外見:顔は白塗りに“戦い”の文様。頭には彼らにとって神聖な鳥とされるカラス。

  武器:斧(トマホーク)

                     * * * * *

奇抜メイクのヒット・メーカー ジョニー・デップ 

  『パイレーツ』『アリス』そして、『ローン・レンジャー』。

  ジョニー × 奇抜メイク = 大ヒットの方程式完成!

1963年6月9日、ケンタッキー州生まれ。『シザーハンズ』(90)ほか数々の映画でファンを魅了した実力派の彼が世界的トップ・スターの座を盤石にしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)。同シリーズ(03,06,07,11)でジャック・スパロウを世界で最も愛されるアイコンに育て上げたほか、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のマッドハッター役でも大ヒットに貢献。“奇抜メイク”で臨んだこの2作品は、日本で100億を超える興収となった。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』、『ネバーランド』(04)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)でアカデミー賞主演男優賞候補となり、『スウィーニー・トッド ~』ではゴールデングローブ賞主演男優賞受賞。『ランゴ』(11)では声の出演。(418字)

<STAFF PROFILES>

“炎”のプロデューサー ジェリー・ブラッカイマー 

爆破を多用する彼の手にかかれば、本作品も普通の西部劇には終わらせない!

1945年9月21日、ミシガン州デトロイト生まれ。ドン・シンプソンとのコンビで、『フラッシュダンス』(83)、『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ(84, 87)、『トップガン』(86)とヒット作を連作、その後も『ザ・ロック』(96)までコンビは続く。単独で製作を開始した後も『アルマゲドン』(98)、『パールハーバー』(01)などのヒット作を生み出し、37億ドルを超える驚異的な世界興収をたたき出した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(03, 06, 07, 11)、『ナショナル・トレジャー』シリーズ(04, 07)などで世界を席巻。時代を読む嗅覚が高く評価されるハリウッド屈指のプロデューサー。

『パイレーツ』シリーズ全世界大ヒットの立役者 ゴア・ヴァービンスキー 

『パイレーツ』で全世界を魅了したアクションは本作品でも健在!ジャック・スパロウを育てた男が

新たな金字塔をつくりあげる!

1964年3月16日、テネシー州生まれ。パンクロック・バンドのギタリストとしてキャリアをスタートさせた後、UCLAで映画を学ぶ。ミュージック・ビデオやCMなどの制作を経て、『マウス・ハント』(97)で長編映画監督デビュー。『ザ・メキシカン』(01)、『ザ・リング』(02)などを手掛けた後、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)で空前の海賊ブームを巻き起こす。続く『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)を記録的大ヒットに導き、全世界を沸騰させた。その後、『ランゴ』(11)でアカデミー賞長編アニメーション賞受賞。 (401字)

<クレジット>

製作:ジェリー・ブラッカイマー/ゴア・ヴァービンスキー  監督:ゴア・ヴァービンスキー

出演:ジョニー・デップ/アーミー・ハマー/ヘレナ・ボナム=カーター/トム・ウィルキンソン

アリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード  ジュニアノベル:偕成社  ノベライズ:竹書房

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 

©Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc.  All Rights Reserved.

Disney.jp/LoneRanger/

8月2日(金) 全国公開

 8月2日(金)

日本中の(キモサベ)に捧ぐ

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