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2018年10月16日 11:45

矢野聖人映画初主演、夢の一つが叶った!『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』 完成披露上映会

実在する日本唯一のクジラ博物館

地方の小さな街で起きた、でっかいクジラと人間の奮闘記

オフィシャルクジラs

映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』の完成披露上映会が10月11日(木)、シネマート新宿にて開催され、主演の矢野聖人、共演の武田梨奈、岡本玲、そして藤原知之監督が登壇した。

本作は、和歌山県にあるクジラだけを飼育している「太地町立くじらの博物館」を舞台に、クジラを愛する青年・鯨井太一をリーダーとし博物館を盛り上げていく様子を描いたクジラと人間の奮闘記で、11月3日(土)よりシネ・リーブル池袋ほかで全国公開される。

鯨井太一役で映画初主演の矢野は「20代のうちにやりたいことの夢の一つが叶った。ちょっと気恥ずかしいですけれど、初主演がこの映画で良かった」と嬉しそう。日本一のトレーナーを目指すヒロイン・白石唯役の武田は「ただの青春映画ではなく、賛否両論あるテーマを含んでいるので、撮影に入る前に監督に対して自分の想いを熱く語ってしまいました。それだけ愛情を込めて作った作品です」とアピールした。

矢野は和歌山県での撮影を振り返り「自然が溢れている場所でロケができて、気持ちも伸び伸びできた」と癒されたようで、武田も「土地柄の温かさにも助けられた。ホテルの前にラーメン屋さんがあって、自然とみんなで集まって食べて仲良くなれた」と和歌山県ならではの風土に感謝。和歌山県出身の岡本は「お芝居で地元の人柄を伝えたいと思っていたので嬉しかった」と凱旋出演に感激し「実は3人とも91年生まれ。だから和歌山ラーメンを食べて色々と語り合うことができた」と同世代ならではの絆を強調。矢野も「同い年だから変に気を使わなくて良かったし、共通の話題で盛り上がることができた」と頷いた。

クジラとの共演に「クジラは普通、知ることのできない未知の動物だけれど、実は人間っぽいところがあって、それぞれに個性もある。トレーニングを積んだ僕らクラスになるとクジラの機嫌もわかるようになる」と得意げな矢野。しかし武田や岡本からは意外な証言が…。「調教練習のために合宿先に行ったら、先に来ていた矢野君が『僕がクジラ役をやってあげる』と言っていた。ここまで役作りしているのかと感動した」(武田)、「しかもそれはまだ親しくもなっていないような時期。『僕がクジラをやるんで』と紳士的に言ってくれた」(岡本)。褒めているようで実はイジっているこのコメントに、当の矢野は「そうしたら『変な人』みたいに思われた!でも役作りだから変じゃない。そもそも僕はクジラ役ではありません!」と困惑も、2人のイジリに爆笑だった。

配給:キュリオスコープ
©2018映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会
公式サイト:bokujira.com
10月12日(金)和歌山県先行公開

11月3日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

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