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2019年6月3日 13:56

合田雅吏、田中美里、成田浬ら登壇!映画 『二宮金次郎』 初日舞台挨拶

合田雅吏、田中美里、成田浬登壇!映画 『二宮金次郎』初日舞台挨拶

1榎木孝明、成田浬、合田雅吏、田中美里、犬山ヴィーノ、五十嵐匠

本作のロケ地でもある二宮金次郎の生誕の地・小田原や終焉の地・日光等での上映では、既に1万人が鑑賞し、感動している映画 『二宮金次郎』の初日舞台挨拶が61日(土)、東京都写真美術館ホールで行われ、合田雅吏、田中美里、成田浬、犬山ヴィーノ、榎木孝明、そして五十嵐匠監督が登壇した。

主人公・二宮金次郎を演じた合田は、「映画を撮り終わってから今日に至るまでに、地元・小田原に行く度に金次郎先生を祀っている報徳二宮神社にお参りに行くんですけれど、恵比寿(東京都写真美術館ホール)での上映が決まった時も、お参りに行ったら、『たくさんの人に見てもらえるから大丈夫だよ』と語りかけられたような感じがありました。今日こうやって皆さんのお顔を見て、ほんとうにありがたいです」と挨拶。

金次郎の妻・なみを演じられた田中は、「二宮金次郎という方は銅像のイメージしかなくて、合田さんが二宮金次郎を演じられるという風に聞いた時に、『こんな大きな方が』と思いました。あの銅像の少年の頃の二宮金次郎しか知らないので、勝手に小さい方だと思っていたんです。でも実は本当に180cmだったそうで、(合田さんは)ぴったりの方だなと思いました。合田さんが二宮金次郎になっていく姿を近くで見ていると、どんどん顔つきが変わっていかれていて、それを妻としてそばで見守っていました」と語った。

2合田雅吏s

合田は土を食べるシーンについて、「実際には、土のようなものを用意はしてくれていたんです。ただ、だんだん撮影が進むほど、『土をなんで食べてはいけないのか』という感覚になりまして、『監督、いや、いいです。僕、土食べます』と普通に言いました。なんの抵抗もなかったです」と裏話を披露した。

以前も合田と共演したことがある田中は、「合田さんを殺しました」と笑いながら告白。「お風呂に沈められて、そのまま湖に捨てられるという」と付け加え、この映画では夫婦の役なので、「不思議な職業です」と話した。

小田原藩から新たに派遣された侍・豊田正作(とよた・しょうさく)役の成田は、「中剃りというのは、真ん中の部分を剃って、横が残っているという中を剃るものです。撮影前は長髪だったんです。監督が『その長髪をなんとか生かしたい。中剃りして、髷を地毛と混ぜた状態で結ってくれないか』とおっしゃったので、喜んでやらせていただきました」と話し、さらに「現場で合田さんと会うんですけれど、役があるからか、挨拶もまともにできず、すごく距離がありました」と振り返った。一方の合田も、「豊田以外とは和気藹々とやっていたんですけれど、どうしても豊田とだけは撮影中ほとんど会話していないです」と緊張感のある現場をうかがわせる発言も飛び出した。

妻のなみが金次郎の想いを伝えるという感動的な場面について田中が「あそこが実は一番緊張していました。二宮金次郎に対していいように思っていない人たちと、歩み寄ろうかという人たちがいる中で、説得しなくてはいけないというのは緊張しました。たくさんの男性軍が周りを囲んでいたので怖かったです」と話すと、そのシーンが見せ場だった犬山は「田中さん演じるなみの目にやられて、自然に演技ができました」と返した。

二宮金次郎_ポスタービジュアルs

最後に五十嵐監督が「実力のある映画人はたくさんいらっしゃるので、映画というものを大切に、その熟練した技術を後世に残したいです。それを見守っていただければと思います」と熱いメッセージを送り、舞台挨拶は終了した。

628日(金)まで東京都写真美術館ホールにて公開中ほか全国順次

 

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