取材:記事・写真/RanRanEntertainment
沖縄県出身で2022年度前期NHK朝ドラ「ちむどんどん」のヒロインを演じる黒島結菜が、「沖縄黒糖アンバサダー」に就任し、1月 31日(月)に都内での就任イベントに出席した。
「サトウキビのグリーンをイメージして、クリーム衣装にした」という黒島は、はじめに「ちむどんどん」について問われ、「沖縄北部のやんばる地方を舞台に、沖縄料理に夢をかけた主人公とその家族の絆の物語で、私の役は運動が大好きで食べることも大好きな元気な女の子」と説明。
好きな沖縄料理は「たくさんあるんですけど、今食べたいと思っているのはフーチャンプルー。お麩の柔らかい感じが、また沖縄ならではと思います」、そして自宅では「沖縄そばを作ったり、フーチャンプルーを作ったり。沖縄から食材を送ってもらって、料理する」のだという。
そして、「沖縄黒糖アンバサダー」就任について、黒島は「実家がサトウキビ農家で、畑にあるサトウキビをどのように育てるかを身近で見ていますし、畑仕事の休憩でも黒糖を食べていたり、黒糖は身近なもの。本当に素敵な黒糖のアンバサダーに就任してすごく嬉しい気持ちと、これからどんどんその良さを皆さんに伝えていけるよう頑張ってアピールしたいなと思います」と話した。
また、黒糖が使われている一番好きなものはと問われ、「料理で言うと、ラフテーがやっぱり本当 に一番美味しいし、普通の角煮とは違う。黒糖と泡盛で作ると本当に風味とか旨味が違っていて好きなのと、コーヒーに黒糖を入れることに最近ハマっています」と話した。
この後、沖縄黒糖を使った(黒糖ときな粉のパウダーをふりかけた)ティラミスを試食。食レポは苦手という黒島は「本当にすごく美味しかったです。黒糖がスイーツにも、私が普段料理するときも 黒糖をちょっと入れたりするので、黒糖っていろんな料理に合うと思う。是非黒糖を使ってください」と早速黒糖をアピールした。
なお、本イベントでは黒島のほかにアンバサダーに就任したサッカー元日本代表で沖縄SV 代表兼監督兼選手の高原直泰氏も出席。沖縄県を代表するアーティストHYはビデオ参加となった。
沖縄黒糖は、限定された製糖工場(8つの離島工場:西表島、小浜島、伊平屋島、与那国島、波照間島、多良間島、粟国島、伊江島)で生産される含みつ糖。さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造する。糖分の他にカリウム、カルシウム、鉄等多くのミネラル成分を豊富に含み、特有の香りが特徴。沖縄の伝統的な家庭料理から昨今では、スイーツや飲料など幅広く取り入れられている。その一方、ここ数年来の原料さとうきびの豊作による生産量増大と、新型コロナウイルスの影響による販売量減少等による沖縄黒糖の在庫が過去最多となっている課題も抱えている。(2021 年 12 月現在)
今後は沖縄黒糖アンバサダー就任を皮切りに、沖縄黒糖の新たな調理方法の提供、限定での食の提供やショップの展開など多くの方とのタッチポイントを作り、沖縄黒糖の魅力を発信していく。
沖縄県黒砂糖協同組合ホームページ : https://www.okinawa-kurozatou.or.jp/