世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットにより映画化!
『ゲティ家の身代金』5月25日(金)公開!
フォーチュン誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。1973年ローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたものの、その支払いを拒否した世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットの手によりついに映画化。『ゲティ家の身代金(原題:All the Money in the World)』が5月25日(金)に日本公開となる。
本作はハリウッドの大プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ告発に端を発した一連の騒動から派生し、全米公開を目前に、あろうことか本作に名前を連ねていたケビン・スペイシーの降板劇が発生。お蔵入りすらささやかれたが、急きょ代役を立て、オスカー俳優であるクリストファー・プラマーを新たにゲティ役に抜擢!短期間での再撮影を敢行、予定通り全米公開することが発表され、無事に再撮影は終了。この短期間で撮り直しされるのも異例中の異例だが、更に本作はアカデミー賞の前哨戦となる“第75ゴールデングローブ賞”で3部門(監督賞、助演男優賞、主演女優賞)にノミネートをする大逆転劇となった。
お蔵入り寸前だった本作を見事仕上げたリドリー・スコット監督は、すぐに投資家の所へ行き、「僕たちはこれを直せる。誰をキャストし直すことが出来るかわかっている。再撮をして、予定通りに公開出来るよ」とコメントしている。また、本作について、「この映画は、みんなが考えているものじゃないと思う。裁判事件であるとか、トーキングヘッズ(画面に語り手の顔が出てくるもの)じゃないんだ。今作には、とてもストレスフルで、時にはかなり暴力的なところが出てくる。多くの意味で、それは家族の崩壊についてのストーリーなんだ。でもまた、子供のために立ち向かったこの女性の人生におけるとても緊張した瞬間だ。ミシェル・ウィリアムズによって演じられたこの女性の意志の強さや勇気は、最も重要なものだ。ファンタスティックだよ。」と語っている。
また、主役を演じるミシェル・ウィリアムズはインタビューで次のように語っている。
リドリー・スコット監督との仕事についてミシェルは、「夢がかなったようだったわ。彼は本当にマエストエロなの。彼が仕事をしているのを見られるのは、本当に素晴らしい。彼はとても巨大なオーケストラを指揮しているみたいなのよ」とコメント。また自身が演じたミシェルの魅力ついて「ゲイルはすごく気骨のある女性だと思うの。彼女は強くて、疲れ知らずで、彼女の息子を安全なところへ連れて行くためにはどんなことでもするのよ」と語った。
原作:ジョン・ピアースン「ゲティ家の身代金」(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ティモシー・ハットン、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
配給:KADOKAWA
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公式サイト:http://getty-ransom.jp
5月25日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー