吉高由里子、久しぶりの恋愛映画は苦手だし、似合わない・・・ 映画『きみの瞳が問いかけている』先行上映舞台挨拶
2020/10/15 20:12
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
10月23日(金)より全国公開される映画『きみの瞳が問いかけている』の先行上映舞台挨拶が、10月15日(木)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、W主演を務めた吉高由里子と横浜流星、そして三木孝浩監督が登壇した。当イベントは、コロナ禍以降初の舞台挨拶ということで、登壇者は皆々喜びを噛みしめていた。久方ぶりの恋愛映画出演となる吉高は「私にとって苦手だし、似合わないし・・・(苦笑)。意識的なのか、無意識なのか避けてきたんですけど、今回は三木監督ですし、相手も横浜流星君ということで、心強いなと思って楽しくやらせていただきました」と語り、三木監督も「『僕等がいた』以来、大人のラブストーリーを何年かぶりにご一緒できるのは嬉しかった」と語った。
塁を演じた横浜は「人を想うこととか愛について、すごく考えさせられましたし、自分にも大切な人ができたときに塁のような人間になりたいというリスペクトの心をもって演っていました。男としてカッコいいです」と振り返った。
三木監督は「そういう距離感の掴み方が、吉高さんはさすがだなあ。スケジュールがタイトなので張り詰めた空気になっているのを吉高さんが和まそうとするんですよ。でも、皆自分の仕事に必死だから、だれもツッコまなくて、逆に拗ねるみたいな(笑)。その中で、戸惑う横浜君が可愛かったです」と撮影風景の和やかな1ページを明かした。
MCから「吉高さんはいつもそんな感じなんですか?」と問われ、吉高が「“いつも”とか言わないでください!」とキッパリ。「また変なこと書かれるじゃないですか。(面白いことをしようとして)放っておかれるのが一番寂しいです」と愚痴っていた。
そして三木監督から見えた二人について、「横浜さんは、撮影に向けてパンプアップして筋肉だけ10Kg増やすほどに頑張ってくれたんですけど、ムキムキな対戦相手が撮影に入る直前までパンプアップしているのを見て、流星さん“ヤバい!”って、隣りでパンプアップしだして、立ち向かっていく感じが可愛いなと思った」と語り、吉高については「明香里(吉高)さんの塁(横浜)のパーカーをかぶって、シャドーボクシングをするメチャメチャ可愛いシーンがあるんですけど、リハーサルからものすごく照れていて、本番のときカットをかけないで、ずっと回して見てましたね(笑)」と振り返った。
吉高は「(そのときは)全然カットをかけてくれなくて、マットに沈むと言うか、ベッドに沈んで(もう勘弁してと)撃沈でしたね」と三木監督に恨み節。そして、シャドーボクシングに照れる理由を「彼がいなくなって、彼のパーカーを着て、シャドーボクシングの真似をする彼女!家で、ひとりでおるかあ?って言うような・・・」、ちょっと間を置いて、「その要素あるねえ。足の先から、ザアッと掻き集めた!」と納得していた。
本作をご覧になり、11月15日までにハッシュタグ付きSNS(#きみのめ語ろう)で感想などを投稿した方の中から抽選で、吉高由里子・横浜流星と感想を語り合える『きみのめを語る会 at ONLINE』に参加できることが告知された。
映画『きみの瞳が問いかけている』は、10月23日(金)全国ロードショー