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2021年1月8日 09:14

山田杏奈、二十歳のバースデーサプライズに感激!岩田剛典・主演 映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

1月29日(金)公開の映画『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見が1月7日(木)、TOHOシネマズ 六本木 にて行われ、主演の岩田剛典、共演の新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、そして佐藤祐市監督が登壇した。当初、お客さまを入れての上映会が予定されていたが、感染症拡大の影響を受け、急遽マスコミのみの無観客のライブ配信に変更となった。

 

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本作は、岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンタテインメント。何よりも強い絆で結ばれた幼馴染みの2人が、10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違う<ある女性>に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった―。原作は2012年に行成薫が書いた同名小説。

 

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裏社会に身を置き危ない橋を淡々と渡っていくキダを演じた岩田は「穏やかなキャラクタなんですが、とある事件をきっかけに人柄が丸ごと変わってしまう。そんな大人の時期と学生の時期とのコントラストを表現できるよう意識しました」と役柄への取り組み方を明かし、新田、山田との学生のシーンについて「一番年上だったので、無駄に意識しましたが、現場ではすんなりと違和感なく、幼馴染みの関係を築けたので、2人に助けていただいた」と振り返った。

 

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表社会でギタの助けを借りながらある計画をすすめていくマコトを演じた新田は「10年前と現在が描かれていて、10年前がより明るければラスト20分が生きてくるので、幼馴染み3人のシーンは観てくれている人を笑顔にできるように意識して演じてました」と語った。

本作が初共演である岩田と新田は、お互いの印象について「まっけん(新田)は見たまんま、天真爛漫なイメージ。現場が終わるときには、年の違う兄弟みたいな関係が築けたと思います」と岩田が語り、新田も「がんちゃんと呼ばせていただきました」とニッコリ。

 

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二人と幼馴染みのヨッチを演じた山田は「後半は登場しないんですけれど、10年後の出来事に深く関わっている役なので、そこまで印象が残っているような役でありたいと思いながら演じました」とコメント。 

また、政治家令嬢でかつ芸能界で活躍するトップモデルのリサを演じた中村は「台本を読んだときは、すごい不安で、ドキドキしながら(撮影現場の)神戸に行きました。でも、真剣佑くんのパワーとぶつかり合った最後のシーンは壮絶な2日間でした」と見事に演じきれたことを明かした。

 

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「アンちゃんもまっけんも『よし!これでOK!』と言ったら、二人とも気の抜けたような開放感に浸っていた。それくらい集中していた」と讃辞を贈った監督は、本作で拘った点について「時系列がばらばらに動いていく作品なので、どうやって観客に届けばいいのか、シーンとシーンを繋げることに集中しました」と語った。

そのあとは、本作の“ラスト20分の真実”というキャッチコピーに因み、充実した1年を過ごすためには今年1年をどう締め括りたいかを踏まえた新年の抱負を発表した。中村は“ピアノを継続する”を挙げ、「最近ピアノから離れていたが、集中力が鍛えられるのでやっていきたい。アクティブなイメージから知的な方に切り替えたい」と意気込みを見せ、山田は「運動しなければと常々思っている。今年は運動の楽しさを見い出したい」と、“運動好きになる”を掲げた。そして、新田は“笑顔”、最後の岩田は“復活”。「昨年から各業界の皆さんが苦しい状況のなか、自分たちもエンタメに携わり、発信したいことを100%表現できる年ではなかったです。今年一年が終わるころにはエンタメも映画館も復活して欲しい」と皆の願いを語った。

 

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さらに、いろいろなサプライズが仕掛けられている本作に因み、岩田と新田が声を揃えて、「ギタとマコトからヨッチにサプライズがあります!せ~の!お誕生日おめでとう!」と、翌日8日に誕生日を迎える山田をお祝い。ケーキを模した美しいフラワーアートが送られ、山田は「明日、二十歳になります!(誕生日)前日だからな~と思っていたんですけど、誰も何も言ってくれなくてちょっと寂しいなと思ってたんです(笑)。うれしいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を見せていた。

最後に、岩田が「脚本をいただいてからこの映画が公開されるまで2年ほど経ちますが、いよいよ公開間近と思うと感慨深いです。サスペンスを売りにしている作品ですが、自分としては、究極の純愛ラブストーリーでもあり、命の尊さ、命の重みを伝えたい、しっかりとしたテーマのある作品だと思っています。たったひとつの出来事で人はこんなにも変わってしまうということをストレートに描いた作品でもありますし、どんなことがあっても絶対に変わらない友情も表現されている作品です。ぜひ劇場でご覧いただきたい作品ですので、大スクリーンでご覧ください」と締めくくった。

映画『名も無き世界のエンドロール』(配給:エイベックス・ピクチャーズ)
1月29日(金)全国ロードショー
©行成薫/集英社 ©映画『名も無き世界のエンドロール』製作委員会

 

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