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2023年3月12日 15:13

上白石萌音&屋比久知奈は「ミュージカル史上、一番仲が良い」 ミュージカル『ジェーン・エア』開幕

取材/RanRanEntertainment

ミュージカル『ジェーン・エア』囲み取材が3月10日(金)に、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、上白石萌音、屋比久知奈、井上芳雄が登壇した。

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本作は、1847年に刊行されたシャーロット・ブロンテの長編小説を、『レ・ミゼラブル』や『千と千尋の神隠し』で知られる演出家ジョン・ケアードが自ら脚本を担当した不急の名作。今回は、11年ぶりに新演出版として上演される。

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上白石は「とても緻密で素敵な稽古をさせていただいたので、その成果を皆さんにお見せしたいです。観ていても素敵な作品だと感じましたので、お客さまの早く観ていただきたいという気持ちでいっぱいです」と初日を迎える心境を語った。

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また、屋比久は「初日が開くという実感があるようで、ないようで…ドキドキしています。今回はオンステージシートもあるので、お客さまが入って初めて一つの作品として完成するのかなと感じているので、お客さまと作り上げることを楽しめるように頑張りたいと思います」とコメント。

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井上は「(新型コロナの)状況も変わってきて、劇場もそれに追随して変わっていくところもあるのかなと思います。コロナ禍が3年くらい続いているので、(変化があることは)にわかには信じ難いし、手放しには喜べない部分もあるとは思いますが、感謝しながら、でも気を引き締めながらも進んでいきたいと思います。日々変化する稽古をしてきたので、まだ確固たるものがなく、ふわふわしていますが、このまま“生きた舞台”をお見せできたらいいなと思います」と話した。

今作では、上白石と屋比久は、主人公ジェーン・エアとその親友ヘレン・バーンズを役がわりのWキャストで務める。お互いについて聞かれると、上白石は「ここまで来られたのは知奈のおかげです。稽古場でもたくさん話し合いましたし、互いに褒め合いながら、心身ともに一緒になってやってきた感覚があります。学ぶことが多くて、こうやって共にできたことは生涯の宝だと思います」と絶賛。さらに、「知奈の素敵なところはアスリート気質だというところ。笑みをたやさずにバシバシ己を磨き上げていく。その姿を横で見ていて、こんなにすごい人がいるんだと刺激をもらっています。大好きな人です」と笑顔で明かした。

一方、屋比久も「今回は特に、二人で話して、作品について考えていく時間がすごくあったので、作品を深める段階から色々と共有できました。同じ役をやることでしかわからないことを共有できたおかげで気持ちも軽くなったように思います」と稽古を振り返り、「萌音という人間は、常に地に足がついていて、周りを安心させる空気感がある人。それがこの作品にも現れていて、とても刺激をもらいました。一緒に舞台に立てるWキャストはなかなかないと思うので、ここからまた支え合いながらやっていきたいと思います」と意気込んだ。

そんな二人の様子を見ていた井上は「二人は本当に仲が良い。僕が知っている限り、ミュージカル史上、一番仲が良いと思います」と断言。「二人は共鳴しあっている感じがあったので、僕の入っていく隙間はないくらい一つになって稽古をしていました。相手役の僕は一人なので稽古は大変だろうなと思ったんですが、一人がやっている時にもう一人が見ていることで一緒にやっているような感覚がありました」と語った。

ミュージカル『ジェーン・エア』は、4月2日(日)まで東京芸術劇場プレイハウス、4月7日(金)~13日(木)に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。

 

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