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2024年10月11日 05:00

渡邉美穂「重要なラストシーンの切羽詰まったシーンに注目して」⽊村柾哉「最後を閉めている感じのINIの主題歌にも注目して」 映画『あたしの!』完成披露試写会

映画『あたしの!』の完成披露試写会が10月10日(木) 都内で行われ、W主演の渡邉美穂、⽊村柾哉(INI)、共演の⿑藤なぎさ、⼭中柔太朗(MiLK)、そして横堀光範監督が登壇した。 

本作は、「ヒロイン失格」「センセイ君主」など数々の⼤ヒットラブコメ漫画を⽣み出してきた幸⽥もも⼦による大人気漫画の実写化。真っすぐで素直過ぎる性格で、思ったことは即⾏動、⾃分にも他⼈にも嘘がつけないあこ⼦(渡邉)。あこ⼦の隣には、⼩3からの親友・充希(⿑藤)がいつもいた。新学期、初登校の⽇、全⼥⼦の学校に⾏く原動⼒・学校イチの超⼈気者・直⼰(⽊村)がまさかの留年し、2⼈と同学年に・・・。 

はじめに、木村は「もう正直ドキドキでヤバいです。初めて映画に出させていただいて、初めて主演やらせていただいて、初めてのことばっかり。こうやってめでたく完成披露試写会に出れたことに感謝ですし、僕の初めての映画をこのメンバーでできてすごく幸せだなと思っております」とコメント。

渡邉も「今までにない経験をたくさんさせていただきました。今日は緊張というより楽しみな気持ちが過ぎて、朝3時に起きました。小学生みたいな感じ!ここにいらっしゃる皆さんもそれくらい楽しみに、ワクワクした気持ちでいらっしゃったのかなと思うので、今日というこの日が皆さんにとっても私たちにとってもかけがえのない大切な時間になればいいなと思います」と興奮気味に語った。

本作が初監督作品となった横堀監督は「子供の頃からの夢だったので、本当に映画監督になれたことは嬉しかったし、こうやって、皆さんに観てもらえるような大きい作品を男の役者陣でやれたことは一生忘れないと思います」と感無量の面持ちだった。

あこ⼦の親友を演じた⿑藤は「撮影が始まる前に、美穂ちゃんと2人で餃子を食べに行ったんです。意気投合してすぐに仲良くなるという感じが(映画にも)出てるんじゃないかなと思います」と話し、渡邉も「撮影が終わったからも、プライベートで一緒に遊んだり、交流が続いているので、私としても(⿑藤と)出会えてよかったなって思っています」と、二人でニッコリ顔を合わせた。

一方、直⼰の親友・成田葵央を演じた山中は「元々、柾哉君とは(ダンスの)先生と生徒みたいな関係だったので、先生が友達になるという作業が必要だった(笑)」と話すと、木村は「僕も最初は不安だったんです。久しぶりの再会が映画で、こんな再会の仕方ってある?って思ったんですけど、本読みの時から楽に接してくれたので、僕としてはすごくありがたく、今となっては安心感半端ない関係性になってます」と男性陣も一体感を示していた。

横堀監督はW主演の二人について「顔合わせで渡邉さんに会ったときは、最初からこの映画に対する熱量や目指す方向が一緒で、同じ肩を並べた同士みたいな関係。そういう気持ちでできたのが頼もしかったです。木村君は最初めっちゃ怯えていました(笑)。一緒に本読みをやっていく中で、努力家というかプロフェッショナルさが伝わってきて、初めての主演ではあるんですけど、背中で見せる主演というか、僕は見ていてすごい楽しかったです」と評価していた。

INIによる主題歌について「(英語の歌詞から)しっかり柾哉君の声が聞こえるのが好きです」と山中。渡邉は「初めて聴いたのは初号試写。一瞬でつかまれたというか、胸がいっぱいになって、『ここで!ここで!』というドキドキ感。今から皆さんもそれを感じていただけると思うんですけど、この作品にすごくマッチした素敵な楽曲なので、早く皆さんに見てほしいと思います」と絶賛。木村は「INIとしても本当にありがたく、メンバーもすごい喜んでいます。ラブコメと言いつつエモーショナルな楽曲で、それが映画の最後を閉めている感じがして、めちゃくちゃいい。この曲もぜひたくさんの方に届くと嬉しいです」と自画自賛した。

続いて、撮影中のエピソードを披露。一番大変だったことは? ⿑藤は「(充希が直己に)人生で一回も発したことがないであろうセリフなのですが、どういう感情で言えばいいか分からず、監督と何度も話し合いました」。木村は「遊園地のアトラクションに4 回乗って、酔ってしまって結構大変だった」。山中は「普通に暑かった。長袖を着ていたし、日差しが強く、汗との闘いでした」と苦労したシーンを挙げた。

渡邉は「あこ子と直己にとって重要なラストシーン」を挙げ、「自分的にも納得いくまでやりたくて必死にチャレンジさせていただいたし、酸欠気味で実はいっぱいいっぱいだった。その切羽詰まった感じがいい雰囲気にもなっていると思うので、ぜひ注目してください」とアピールした。

イベントの後半には、映画のタイトル「あたしの!」にかけて、“この○○はあたしの!”を各自発表。山中は「白い靴下」を挙げ、「人生で白い靴下ばっかり履いている」と答えると、皆の視線は山中の靴下に。山中は裾をまくり、「白でよかったぁ!」とホッとした表情だった。齊藤は「カメラ」を挙げ、撮影中も首からカメラをかけてずっと撮っていたそう。「まるでオフィシャルスチールさんみたいでした!」と共演者から声が上がった。渡邉は「生ガキ」、「大事な仕事の前はリスクがあって食べられないんですけど、これから美味しい季節なのでがっつり食べたい!」と告白。木村は「10号車10番A席」と新幹線 で窓側のA席を大好きアピール。10号車10番は今日の日付を付けたと説明した。

横堀監督は「笑顔と涙」を挙げた。「丸一年本作を編集していて、映像でずっとこの4人の笑顔と涙の表情を見ていたので、それが今日ようやく皆さんと共有できることがすごく嬉しいです」とこの一年を振り返っていた。

そしてラストには、10月10日に27歳の誕生日を迎えた木村をサプライズで祝福。横掘監督から木村に、劇中で直己があこ子と充希に即興で作ってプレゼントする紙ナプキンの花も入った“あたしの!特製花束”をプレゼント。木村は「こんなめでたい日に誕生日を迎えられて幸せです。無事に映画が完成してお披露目できることは当たり前のことじゃないし、ありがたいと思っています」と満面の笑みを浮かべ、「27歳、一つ歳を重ねてより多方面で活躍して、この経験も活かしていろんな作品に出会えたら嬉しいと思っています」と新たな決意を誓っていた。

映画『あたしの!』 11⽉8⽇(⾦)  TOHO シネマズ ⽇⽐⾕ほか全国公開
配給:ギャガ ©幸⽥もも⼦/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

 

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