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2018年4月13日 17:49

中山美穂・5年ぶり主演 映画『蝶の眠り』舞台挨拶付きプレミア試写会は蝶が舞った!

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

中山美穂とキム・ジェウクW主演映画『蝶の眠り』の舞台挨拶付きプレミア試写会が412日(木)東京・角川シネマ新宿にて行われ、中山美穂のほか、勝村政信、永瀬正敏、石橋杏奈、そして音楽監督の新垣隆ならびにチョン・ジェウン監督が登壇した。

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本作は、遺伝性のアルツハイマーに侵された売れっ子の作家・松村涼子(中山美穂)と韓国の留学生チャネ(キム・ジェウク)による儚くも美しい究極の愛の物語。昨年行われた釜山国際映画祭でも大絶賛され話題となった日韓合作映画である。

本作が5年ぶりの主役となる中山は出演するきっかけについて「マルグリット・デュラスの作品みたいなイメージで、すごく楽しそうだなと思ったのと、監督からとても長いお手紙をいただいて、日本語で書かれてあったので感動してお引き受けしようと思いました」と明かした。一方、チョン監督は「韓国で日本映画と言えば『Love Letter』(中山美穂主演映画)で、日本の女優と言えば中山美穂さん。中山美穂さんしか浮かびませんでした。そして中山美穂さんが持っている女性としての力、女優としての力、これまで意味のある演技を見せて下さいましたのでお願いしました」と中山を指名した理由について説明した。

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チャネのアルバイト先の居酒屋の店長を演じた永瀬は、キム・ジェウクについて「今日お会いできなかったのは残念」としながら、「とても好青年ですごく頭のいい人だなと思いました。アドリブもちゃんとした日本語で返してきてくれ楽しかったですね」とコメント。さらに「(海外の作品に出ている)僕はもっと頑張らなきゃなと思います」と自身を励ました。

大学の教授役を演じた勝村は、中山とは「この作品に入る前、下北沢の本多劇場で一緒。(中山が)おでん屋の屋台に上って、むちゃくくちゃなことをさせられ、今回も難しい役どころ。中山さんの変わりように驚かされました」と、中山の演技の素晴らしさを讃えた。

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劇映画の音楽監督が初めての新垣は「映画、映像に音楽を付けることが若い頃から憧れだった。また、編集された本作品を観て自分がやりたいという強い気持ちになった」と振り返った。中山と新垣が同い年であることが明かされると、勝村が「うそでしょう!」。新垣が「皆さんは私の方が若い?って思ってらっしゃるのでは」とビックリの冗談発言に、会場は爆笑に包まれた。そして新垣のロックバンドに中山がボーカルで参加することも紹介された。

チャン監督は「韓国の皆さんは(Love Letterでの)『お元気ですか』は知っていますので、『お元気ですか』に続いて(本作でよく使われる)『お久しぶりです』をたくさん使っていただきたいと願っています」と韓国で社会現象になることを願った。

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イベントの最後には本作のタイトルに因み、蝶の形の紙吹雪が会場に舞い、会場からも大歓声が上がった。そして中山が「とても静かで小説のように流れていく物語です。自分の人生を少し考えてしまうかもしれません。美しさと音楽も素晴らしいですので、気に入っていただけると思います」とアピールし、イベントを締めくくった。

映画『蝶の眠り』
配給:KADOKAWA
公式サイト:chono-nemuri.com
5月12日より東京・角川シネマ新宿ほか全国ロードショー

 

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