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ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」フォトコール&取材会が9月4日(金)に行われ、増田貴久と笹本玲奈、松下優也、雛形あきこ、鈴木壮麻、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、今井清隆が登壇した。
(左奥から)林愛夏 ブラザートム 雛形あきこ 鈴木壮麻
(左から)春野寿美礼 松下優也 増田貴久 笹本玲奈 今井清隆
ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」フォトコール&取材会が9月4日(金)に行われ、増田貴久と笹本玲奈、松下優也、雛形あきこ、鈴木壮麻、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、今井清隆が登壇した。
本作は、1961年に初演され、翌1962年にトニー賞で最優秀ミュージカル作品賞など7冠を受賞し、世界中で何度も上演されてきたコメディミュージカルの傑作。今回の上演は、2011年にダニエル・ラドクリフ主演でリバイバル上演された際のクリエイティブチームの1人であるクリス・ベイリー氏による新演出版となる。ビルの窓拭き清掃員フィンチ(増田)が、「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、大企業に飛び込んで出世していく姿を描く。
海外のミュージカル作品には初挑戦となる増田は、「昔から愛されてきた作品をやらせてもらうということで、もちろんプレッシャーもありましたが、小さい頃からミュージカルをやるのが夢だったので、この作品に出会えたことがすごく嬉しいです」とコメント。「プレッシャーもありますが、同じくらい楽しさがあります」と充実した表情を見せた。
本作はキャスト、アンサンブルが入り乱れての派手なダンスシーンも見どころの一つとなっているが、増田は「踊るだけで心から楽しくなっちゃう振り付けなので、パワーを感じます。すごく楽しみながら踊らせていただいているのですが、実際に踊りながら歌うと疲れます(笑)」と笑顔で明かした。
今回、増田とは初共演の笹本は、「(増田は)フィンチそのもの。台本の通りに、淡々と出世していくだけだと嫌な男で終わってしまうと思いますが、増田さんの人柄や役に引き込む力やカリスマ性がフィンチを豊かにしている感じがします。フィンチを演じる増田さんをそばで見ていて、心から応援したくなります」と増田の印象を語った。また、松下も「涼しそうな顔でずっと稽古されているのですごい。実際の増田くんのイメージとフィンチが合っているので、僕もより演じやすいです」と増田を絶賛した。
さらに、本作にちなんで、成功の秘訣を聞かれた増田は「人との付き合い」と返答。「自分が(何かを)できるから(本作に)巡り合えたというよりは、周りの人が助けてくれたり、人との出会いがあって、自分は今、ここにいます。応援してくれる人がいて、スタッフさんがいて、メンバーがいて…僕は恵まれてきたと思います」としみじみと語った。
最後に増田は、「世の中が大変な状況の中で、この大きな会場でステージに立たせてもらえることを嬉しく思いますし、責任重大だなと思います。少しでも多くの方を元気に、笑顔にできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いします」とアピールし、会見を締めくくった。
ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」は9月4日(金)〜20日(日)に東京・東急シアターオーブ、10月3日(土)〜9日(金)に大阪・オリックス劇場で上演。
(写真撮影:田中亜紀)